週末はじめました。

日常ではない何者かになりたいわたしの旅や遠足、自然に癒やされたいわたしのキャンプ・アウトドアの記録

戦艦「大和」と呉を訪ねて〜大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

戦艦大和

広島県は呉市にある「大和ミュージアム」へ、戦艦大和の歴史を感じに行ってきました

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

yamato-museum.com

〒737-0029
広島県呉市宝町5番20号

開館時間・休館日・観覧料はこちらから

yamato-museum.com

入館前からもはや規格外

大和ミュージアムの外には、戦艦「陸奥」の原寸大の 41 センチ主砲身とか錨(いかり)とかが展示されていて、入館前から楽しめます✨

戦艦「陸奥」41 センチ主砲身

戦艦「陸奥」

41センチ主砲身(4番主砲塔左)

41センチ主砲身の製造について

戦艦「陸奥」に搭載された41センチ砲は呉海軍工廠で開発した もので「陸奥」の建造当時は世界最大の艦載砲であった 呉海軍工廠砲壇(ほうこう)部が大正7年に量産初号砲を完成させ 以降74門製造した

大正9年からは北海道室蘭において日本製鋼所も生産を 開始し24門製造した

ここに展示されている砲は日本製鋼所の2号砲て大正10年に 完成したもので戦艦「陸奥」には昭和11年に搭載された この主砲身の砲尾に「室2」が刻印されています

銘板寄贈 株式会社日本製鋼所

すごい、まじで搭載されたやつなんだ😲✨✨

スクリュープロペラ

スクリュープロペラもめちゃめちゃ大きい😲

主錨

錨もめちゃめちゃ大きいね✨

戦艦「陸奥」の説明

いざ、入館!

大和ミュージアム入り口

陸奥の原寸大パーツを十分に堪能したところで、満を持して大和ミュージアムに入っていきます。

エントランス

エントランスの様子

この先にある発券機で入場券を購入します。

発券機

この日は常設展と併せて企画展として「竣工 80 年 戦艦大和 呉と軍港」というのが開催されていたので、セット券を購入(一般 800 円)しました😊✨

購入した入場券

圧巻!10 分の 1 戦艦大和

購入した券を見せて先に進むとすぐに「大和ひろば」があり、そこであの 10 分の 1 戦艦大和 と対面できます

10 分の 1 戦艦大和

これがめちゃすごいんですよ✨✨

写真で見るより実際はすごい大きい✨

そしてこの迫力です

正面から見た戦艦大和

貫禄ありますよね✨

各パーツもすごい精巧に造られてるんです✨

各パーツもとても精巧に造られてる

これはずっと見てられるやつですね〜🥰

ちなみに下にも降りることができて、近くで見ることもできます

戦艦大和を下から見上げる贅沢体験

この迫力✨

戦艦大和

なんだかんだここだけで 20 分くらい居ました😇笑

戦艦大和

写真だけだともったいなさすぎたので、動画も撮りました💕

ちなみに、大和ひろばには、1/10 戦艦大和以外に、ちょこちょこと小さな展示とか解説なんかもありました

山本五十六と呉

零式水上偵察機

戦艦ミズーリの主砲模型もありました。

平成 27(2015)年に、戦艦ミズーリ記念館と 大和ミュージアムが姉妹間提携協定を結んだ関係で、戦艦ミズーリ記念館から提供いただいたこの主砲塔模型 (1/20) を展示しているみたいです📝

戦艦ミズーリ主砲模型

企画展 竣工80年 戦艦「大和」と呉軍港

大和ひろばの隣で企画展をやっていたので見てみました😊✨

企画展の様子

yamato-museum.com

大和ミュージアムから眺める呉の港の風景。かつて、東洋一の軍港と呼ばれた港は、どのようにつくられ、なぜ戦艦「大和」をつくることができたのか。港をかたどってきた海軍施設の視点から呉軍港の風景を解説し、そこにあった造船・造兵技術をあわせて紹介します。

(一応、写真撮影 OK/NG は気にしながら撮ったけど何かあれば関係者様ご連絡ください🙇‍♀️)

ということで、当時の風景から機材とか船体の一部とかまで結構色々展示されていました😊

旋盤

記念艦として横須賀にいる戦艦「三笠」のパーツも結構展示されてました😊✨

戦艦「三笠」主砲身(部分)

戦艦「三笠」甲板材

こっちは戦艦「陸奥」のもの😊

戦艦「陸奥」の主砲塔用 甲鈑(部分)と取付用ボルト

これすごかったです✨超巨大スパナ😲💕

超巨大スパナ

大きなものを作るということは、それなりの大きさの機材も当然必要になるってことなんですね🥰

全然隠せてなかった大和

私はあまり大和について知っているわけではないけれど、企画展にあったこの展示が結構興味を引きました

米軍から見た大和

これによると、戦艦大和の存在は結構早い段階でアメリカ側に知られていて、昭和 20 年(終戦の年)とかになるともはや「でかいけど、まあ驚異ではないね」っていう判断までされてたっていう。

大和の 46 センチ砲 主砲塔

大和の 46 センチ砲 主砲塔の模型もありました✨

大和 46 センチ砲 主砲塔の模型

46 センチ砲って、結局大和が沈むまでに何発打てたんだろう。

常設展 呉の歴史 THE HISTORY OF KURE

企画展を出て常設展の方へきました。

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ここはものすごい情報量で、大和や当時の呉の歴史がぎゅっと詰まってる、ある意味メイン会場だなって思いました。

常設展の様子

ちょっと休憩

常設展で大和や呉についてのたくさんの歴史に触れたので少し休憩。。

大和ミュージアムから臨む呉の港

大型資料展示室

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零式艦上戦闘機六二型、特攻兵器「回天」十型(試作型)などの実物資料で戦争の悲惨さや平和の大切さを伝えます。

ということで、大きめの展示があってここもすごかったです✨

九三式魚雷

二式魚雷

特攻兵器「回天」十型(試作型)

零式艦上戦闘機六二型

特殊潜航艇「海龍」(後期量産型)

三式 13 ミリ機銃

魚雷や零戦、ひいては回天まで展示されていて、大型資料展示室もすごく充実していました✨

大型資料展示室

ミュージアムショップ やまと

ミュージアムショップやまと

エントランスには、ショップがあって、大和や呉グッズをゲットできました😊

ショップの様子

歴史から未来を考える場所。呉、そして大和ミュージアム。

大和ミュージアムには、戦艦大和の歴史、そして呉の軍港としての歴史やそこに住まう人々の歴史がたくさんの資料とともに展示されていました。

その全てを感じようと思ったら、ふらっと行くにはあまりにも時間が足りないほどでした。

当時を伝えるもの、そして再現されたもの。

それらから一貫して感じ取れるのは「史実を以て学び、あるべき未来の姿を考えなさい。」ということ。

様々なことが科学や技術によって可能になり、興味へ触れる機会を増やすことができる時代になりました。

あらゆる可能性が広がった現代ですが、それ故日々の生活に追われ、広い視野や高い視座を持ちにくくなっていることも事実です。

そして今もなお、世界では争いが絶えません。

「平和」とは何なのか。歴史から学ぶことのできる環境や場所があり、それに触れる機会をどう生かしていくべきなのか。

大和ミュージアムは、そんなことを考えさせてくれる資料館でした。

展示されていた旭日旗