週末はじめました。

日常ではない何者かになりたいわたしの旅や遠足、自然に癒やされたいわたしのキャンプ・アウトドアの記録

清水寺は、歴史や由来を少し知ってから行くと結構楽しい!!エモ由来でド定番観光スポットが更に楽しくなる

清水寺といえば「清水の舞台」が有名であり、世界遺産であり、京都を代表する観光スポット。

周辺も含めて古都の街並みを楽しめるの場所ということで、散策しました🥳

清水寺ってこんなとこ

宝亀9年(778年)に、大和国の興福寺の僧で当時子島寺(奈良県高市郡高取町に現存)で修行していた賢心(後に延鎮と改名)は、夢のお告げで北へ向かい、山城国愛宕郡八坂郷の東山、今の清水寺の地である音羽山に至った。金色の水流を見出した賢心がその源をたどっていくと、そこにはこの山に篭って滝行を行い、千手観音を念じ続けている行叡居士(ぎょうえいこじ)という白衣の修行者がいた。年齢200歳になるという行叡居士は賢心に「私はあなたが来るのを長年待っていた。自分はこれから東国へ旅立つので、後を頼む」といい残して去っていった。行叡は観音の化身であったと悟った賢心は、行叡が残していった霊木に千手観音像を刻み、行叡の旧庵に安置した。これが清水寺の始まりであるという。

引用元:清水寺 - Wikipedia

そしてその 2 年後に、ここを訪れたのがあの有名な坂上田村麻呂

その教えに深く感銘を受け、千手観音菩薩をご本尊として寺院を建立。

その時にこの地の「清らかな水」から「清水寺」と名付けられたんだそうです。

(平安時代くらいのお話だそう)

なんかこう、「夢落ち」ならぬ「夢起因」っていうイベントからの創建と相成っていて、わりとエモい寺院ですよね✨

きちんと歴史を知りたい方はぜひ清水寺の公式サイトをご覧になってください。

www.kiyomizudera.or.jp

こうやって歴史や由来を知ると現地に行って何を観ようかって期待が膨らむし、各スポットを回っても感じ方が変わってくるから、やっぱり最初にある程度知っておくことってその地を巡る上でとても大切だなって思います✨

〒605-0862
京都府京都市東山区清水1丁目294

www.kiyomizudera.or.jp

ja.kyoto.travel

世界遺産「古都京都の文化財」

清水寺も、平等院らと共に、世界遺産「古都京都の文化財」の 1 つに入っていますね。

世界遺産「古都京都の文化財」の案内板


世界遺産「古都京都の文化財」
(京都市・宇治市・大津市)

清水寺は、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)で採択された世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づき、「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産リストに登録されました。このことは、人類全体の利益のために保護する価値のある文化遺産として、とくに優れて普遍的価値をもっていることを国際的に認められたことになります。

清水寺は、『清水寺縁起』によると、宝亀9年(778)に僧延鎮が音羽の滝上に観音を祀ったことに始まり、延暦17年(798)には坂上田村麻呂が仏殿を建立して桓武天皇の勅願寺となったと伝えます。創建後何度も火災によって焼失しましたが、その都度再建され、現在は西門・三重塔・経堂・田村堂・轟門・朝倉堂・本堂・阿弥陀堂が東西に並び、そのほか周囲に仁王門・馬駐鐘楼北総門・釈迦堂奥の院・子安塔・鎮守堂(春日社)、そして鎮守社の地主神社社殿が建っています。大半の建物は17世紀前半に再建されたものですが、こうした景観は13世紀には成立していました。

伽藍の中心となる本堂は寛永10年(1633)に再建された懸造の建物で、いわゆる「清水の舞台」として知られ、林立する高い束柱に貫を縦横に通して豪快な姿をみせています。また、仏堂である石敷の内陣と礼堂である板敷の外陣からなる本体に装階、正面庇、翼廊、舞台がつくという平面や、その全体に寄棟造・檜皮葺の大屋根をかける架構は、平安時代からの形を受け継ぐものです。

これらの建造物のほか、境内の東寄りには江戸時代初期の借景の技法を用いた成就院庭園が設けられています。なお、これらの周囲に広がる自然景観もみごとです。

登録年月日 平成 6 年(1994) 12 月 15 日決定、17 日登録
京都市


清水坂

清水坂の風景

清水坂を上って清水寺へ向かいます。

清水坂の風景

清水寺は超有名なところだけあって、清水坂には人が多いです。

いつ来ても、修学旅行の生徒たちで賑わっていますね。

清水寺

清水寺 入り口広場

清水寺に到着しました✨

仁王門

清水寺仁王門(重要文化財)

仁王門はいわゆる正門的な役割。大きくて色鮮やかで存在感があります✨

清水寺の正門です。応仁の乱の戦火で1469年に焼失しましたが、1500年前後に再建され、2003年に解体修理されました。正面約10メートル、側面約5メートル、棟高約14メートルの、再建当時の特徴を示す堂々たる楼門です。(重要文化財)

清水寺仁王門(重要文化財)

三重塔

三重塔(重要文化財)

三重塔ってよくライトアップされている写真をネットで見るけど、日中見てもこれだけ大きくて鮮やかで迫力があっていいですね。

高さ約30メートル。国内最大級の三重塔で、京都の街からよく望見できることから古くから清水寺のシンボル的な存在です。創建は847年、現在の建物は江戸時代の1632年に再建されたものです。大日如来像を祀り、四方の壁に真言八祖像、天井・柱などには密教仏画や龍が極彩色で描かれています。(重要文化財)

三重塔、実際に見るとなかなかの迫力!

本堂

本堂

本堂は、国宝です。

そして私の、清水寺の一番好きなところでもあります。

本堂の木の風合いがめちゃめちゃ良いんですよ✨

あーこの感じ、ずっと愛でていたい💕

本堂へ続く道

ところどころに在る灯籠の感じも、風格があって映えます。

灯籠

弁慶の鉄の下駄と錫杖。持ち上げられたらご利益があるとのことでしたが、重すぎて 1 ミリも動きませんでした😇笑

(ちなみに大きい方が約 96 kg で、小さい方が約 17 kg あるそうです)

弁慶の鉄の下駄と錫杖

そしてこちらが礼堂。(神様がいらっしゃるのでひっそり遠目から一枚だけいただきました)

礼堂

と、ここまで言っておいてなんですが、、謎のモニュメントもあったりしており、、

出世大黒天

失礼しました。神様なのは分かっているのですが、出世大黒天さま、、なぜ真っ黒?

出世大黒天

清水の舞台

清水寺といえばやっぱりこの「清水の舞台」ですよね。

清水の舞台

清水の舞台(横から)

舞台はわりと広め。

清水の舞台の様子

清水の舞台の様子

こちらは清水の舞台からの眺め

清水の舞台からの眺め

遠くに見えるのは子安塔で、千手観音が祀られています。

いつ来てもこの人気ぶりはすごいなって思う

奥の院(重要文化財)

音羽の瀧

本堂から下りの階段があって、そこから音羽の瀧に行くことができます。

音羽の瀧へ続く階段

今回は諸事情で行くのを断念しましたが、最初の「歴史・由来」を知ればここへはマストで行くべきですね。清めの水です。

三筋に分かれて落ちる清水を柄杓に汲み、六根清浄、所願成就を祈願します

最近話題の「地主神社」

数年前からテレビで良く取り上げられる「縁結びの神様」を祀っている地主(じしゅ)神社

地主神社

恋愛の神様として女子やカップルに大人気ですよね✨

www.jishujinja.or.jp

がしかし一人で入る勇気はなかった、、次こそは!😇

経堂

経堂は、勉強するところ。

経堂

この日は 3 月下旬でまだ寒かったのですが、少しだけ桜が咲いていて、歩いていてほっこりできました。

清水寺の桜

清水寺はさらっと見ても楽しいし、深く見ても楽しい。

今回私はさらっと見た程度の散策でしたが、それだけでも十分に楽しいし、もっともっと観るところはあるので、時間をかけて清水寺を巡ったらもっともっと楽しい発見があると思います✨

あと、ライトアップですよね。

清水寺のライトアップは十年前に行ったことがあるのですが、めっちゃ綺麗なので夜の時間もオススメです✨

また、清水寺周辺には美しい京の風景を楽しめる小道がたくさんあります。

www.ritocamp.com

www.ritocamp.com

清水寺に来た際にはぜひ古都の街並みも散策してみてください✨

清水坂のおみやげ屋さんで販売していた扇子。色鮮やかでとってもステキでした。