鳴門海峡に架かる大鳴門橋から鳴門の渦潮を間近で見られるという遊歩道「渦の道」に行ってきました🥳
- 大鳴門橋遊歩道「渦の道」
- 渦の道へのアクセス
- 渦の道の所要時間
- 鳴門の渦潮
- エントランス
- 遊歩道へ
- 生で感じる鳴門海峡
- 休憩所
- 鳴門市とドイツの関係
- なぜ、渦潮が発生するのか?〜うずのメカニズム〜
- 圧巻!真下に見る巨大渦潮
- 展望室から臨む大鳴門橋の構造美
- 世界三大潮流を間近で感じる「渦の道」
大鳴門橋遊歩道「渦の道」
渦の道は、鳴門海峡の名物「渦潮」を近くから見ることができる遊歩道です。
鳴門海峡に架かる大鳴門橋の中に併設されており、全長は 450m, 海面 45m の高さにあります。
渦潮を真上から見られることから、徳島を代表するの観光スポットの 1 つになっています。
- 営業時間
-
- 夏季(3月~9月):9:00 ~ 18:00(最終入場:17:30)
- GW・夏休み期間:8:00 ~ 19:00 (最終入場:18:30)
- 冬季(10月~2月):9:00 ~ 17:00(最終入場:16:30)
- 休館日
- 3 月・6 月・9 月・12 月の第 2 月曜日
- 入場料
-
- 大人:510 円
- 中高生:410 円
- 小学生:260 円
- 所在地
- 〒772-0053
徳島県鳴門市 鳴門公園内
オフィシャルサイトで渦潮発生の時刻を確認できるので、行くときに確認しておくと良いです✨
渦の道へのアクセス
渦の道に行へは、「鳴門 第一駐車場」に車やバイクを駐車して、そこから歩いていくのが最短です。
駐車場から渦の道までは徒歩 5 分くらい。
詳しくはこちらから↓
渦の道の所要時間
渦の道を楽しむのに必要な時間は 30 〜 45 分です。
私の場合は写真撮ったり動画撮ったり、そして休憩も入れながらゆっくり回ったので 45 分掛かりました。
サクサク見て回るのなら 30 分もあれば行って帰って来れる内容だと思います😊✨
鳴門の渦潮
鳴門の渦潮
鳴門海峡は、孫崎(鳴門側)と同崎(淡路島側)に挟まれた、幅 1,340mの狭い海峡です。この海峡の鳴門側から約200mのところに裸島、淡路島側から約300mのところに中瀬と呼ばれる岩礁があり、その中間はV字型に深く落ち込み、最深部は約90mにも達します。また、海峡の南側には水深140m、北側には200mの海釜があり、この鳴門海峡独特の海底の地形が潮の干満にともなう海水の流れと合わさり、鳴門の渦潮を発生させています。
鳴門海峡に発生する渦潮の大きさは直径最大20mにも及び、世界でも最大規模と言われ、大潮の時の最大流速は時速20kmにも達し、この激しい潮流から発生する轟音から鳴門(鳴る瀬戸)の名が生まれたと言われています。
また、世界3大潮流「イタリア/メッシーナ海峡」「アメリカ/セイモア海峡」「日本/鳴門海峡」の1つとしても有名です。
この「海釜」っていう深いくぼみのある地形が、渦潮が発生する要素の 1 つになってるんですね🧐
「鳴門」の語源が「鳴る瀬戸」っていうのも面白い✨
エントランス
エントランスには受付があって、ここで入場券を購入してから遊歩道に入って行きます。
遊歩道へ
では遊歩道へ入って行きましょう
想像してたより無機質な感じがワクワクします✨
なんていうか、工場に来たみたいな感覚✨
橋の下ってこんな風になってるんだ〜✨
と、こんな感じになっている遊歩道を進んで行きます
さすがに造りは頑丈で、揺れたりとかはしませんでした✨
あっ ドアがある
橋の点検とか工事とかのために外に出られるようになっているのかな?
そしてこの角を曲がると、、
開けた通路に出た!、、長い!✨
生で感じる鳴門海峡
ここからはもう鳴門海峡無双でした
めちゃめちゃ景色が良い✨
海面 45 m だけど、海結構近く感じる!
と思ったのも束の間、陸側を見ると結構、、高い!!笑
ガラスとかの壁が無いから外にいるようなものなので、風とかも感じて良きです✨
通路の床はポイントポイントで透明になっているところがあって、真下の海も見ることができます。
渦潮も場所が合えば真上から見られそう✨
休憩所
この遊歩道は全長 450m もあるので、第 1 から第 4 まで、全部で 4 箇所に休憩所が設けられています。
座って休めるのめちゃめちゃ助かる✨
第 2 休憩所では鳴門市の名所や歴史・文化に関する展示がされていて、思わず足を止めて読みたくなります。
鳴門市とドイツってどういう関係があるんだろう…🤔
鳴門市とドイツの関係
鳴門市には第一次世界大戦のときに「板東捕虜収容所」っていうのがあって、そこにドイツ兵士が約 1,000 人収容されていたんだけど、地元の人たちとそのドイツ兵士たちはすごく仲が良かった。
だから捕虜とはいえ開放的な生活をドイツ兵士たちは送れていて、その中で兵士たちは酪農・乳製品の製造、印刷・出版とかのドイツの優れた技術や西欧文化を地元の人に伝えたりして交流していた。
今でも、鳴門市とドイツ・リューネブルク市との間で姉妹都市盟約が締結されている。
鳴門市にドイツ関連の観光施設があるのはそういう理由からなんですね✨
なぜ、渦潮が発生するのか?〜うずのメカニズム〜
そんな中、とても興味深い案内板を見つけました✨
うずのメカニズム Q & A
Q.どうして渦が発生するの?
月の引力によって海水面に大きな高まりができ、それは月の動きを追いかけるように東から西へ**向かって移動します。その波は紀伊水道や豊後水道にも入り北へ進みます。
豊後水道に入った満潮の波は瀬戸内海を西側から水位を上げて播磨灘に向かいます。一方、紀伊水道に入った満潮の波は、二手に分かれ鳴門海峡と大阪湾方面に向かいます。その波はさらに明石海峡を抜けて播磨灘に入り、豊後水道を経てきた満潮の波と合流します。
紀伊水道から入ってきた満潮の波が播磨灘に入るまで約 6 時間かかります。この 6 時間が経過する間に紀伊水道側は干潮の波となり、鳴門海峡をはさんだ播磨灘と紀伊水道との間で海水面に水位差(最大約 1.5 メートル)が生じ、海面の高い満潮側から低い干潮側へ激しい勢いで海水が流れ込み、中央部を流れる速い流れと、その両側の遅い流れとの速度差で渦が発生するのです。
また、この大鳴門橋の真下はV字型に深く落ち込み、最深部は約90メートルにも達します。鳴門海峡の南側(太平洋側)には水深140メートル、北側(瀬戸内海側)には200メートルの海釜(かいふ)と呼ばれる深いくぼみがあり、この鳴門海峡独特の海底の地形が潮の干満にともなう海水の流れと合わさり、鳴門の渦を発生させています。
- 渦が大きく見える時期は?
1ヵ月に2回、満月と新月には大潮がやってきます。大潮とは月と太陽の引力が重なり、満ち潮と引き潮の水位差が大きくなり、海水の流れも速くなるのです。
鳴門海峡の場合、春と秋の大潮の頃には潮の流れが時速20kmにもなり、渦潮も大きなものが観られます。特に3月下旬から4月下旬は1年で最も良い渦潮観潮の時季と言われています。
- どうして潮の流れが発生するの?
鳴門海峡に渦が発生する要因の一つに海水の流れがあります。潮の満ち引きは月や太陽の引力によって海水面の上下動が周期的に起こる現象です。 (地球は自転しているため、1日に満ち潮と引き潮が交互に2回ずつ約6時間周期に起こります。)
なるほど、要するに、
月の引力と地球の重力のバランスで潮の満ち引き=潮の流れが生まれて、そのときにこの鳴門海峡の「海釜」っていう深いくぼみがあることで下に沈むような海流が発生する。これが「渦潮」なんですね。
勉強になった😊✨
ネットでならこっちに同じ解説が掲載されているので見やすいです✨
圧巻!真下に見る巨大渦潮
渦の道遊歩道から見た渦潮、すごかった✨
45m からとはいえ、近い✨
この渦潮のうねり、海の青と白波のコントラストが、もうほんと絵画みたい✨
画像だと伝わりにくいので、動画で見てみてください✨↓
展望室から臨む大鳴門橋の構造美
渦の道は遊歩道なので基本的には長い直線の道を歩くのですが、「展望室」というのがあって、ここが広場みたいになっていました。
ここには大きな透明床があって、真下に渦潮を見ることができました。
そしてさらに、展望室から見られる大鳴門橋の構造美がすごかった✨
そしてここからも垣間見える渦潮
世界三大潮流を間近で感じる「渦の道」
大鳴門橋の直下から渦潮を見られる渦の道。
渦潮は真上から見るとその力強さ、そして波が入り組む様が本当に芸術のようでした。
渦潮はアート。実際に真上から見たらそれが絵画のようだって共感してもらえると思います。
さらに、
渦潮だけでなく、一面に見渡す鳴門海峡も素晴らしかった。
改めて海の大きさ、地球の広さを感じさせてもらえます。
そして大鳴門橋の構造美。
渦の道は、うずしお汽船とはまた違った角度から鳴門の渦潮を見られるのでこちらもオススメの観光スポットです。
風も通るから夏場でも涼しくて気持ちよかった💕
鳴門海峡に来たら是非行ってみてください✨