週末はじめました。

日常ではない何者かになりたいわたしの旅や遠足、自然に癒やされたいわたしのキャンプ・アウトドアの記録

【保存版】長崎新地中華街の歴史&グルメ大特集!観光の見どころ&おすすめ店舗ガイド

【保存版】長崎新地中華街の歴史&グルメ大特集!観光の見どころ&おすすめ店舗ガイド

長崎新地中華街へようこそ!歴史とグルメが詰まった日本三大中華街

長崎新地中華街

長崎新地中華街は、横浜、神戸と並ぶ日本三大中華街の一つです。江戸時代中期に中国からの貿易品の倉庫を建てるために海を埋め立ててできた街で、東西、南北あわせて約 250m の十字路は長崎市の姉妹都市である福建省の協力でできた石畳が特徴的です(石畳が敷かれた商店街は当時日本初)。現在、中華料理店や中国菓子、中国雑貨など約 40 店舗が軒を並べ、異国情緒あふれる街並みを楽しめます。

長崎新地中華街 - 公式サイト

新地中華街の歴史

長崎新地中華街

江戸時代、長崎は鎖国政策のなかで唯一海外交流の窓口であり、中国との貿易が盛んに行われていました。当時、オランダ人の住む出島と同様に、中国人のための居留地「唐人屋敷(唐館)」が設けられ、高い練塀に囲まれていましたが、中国人の出入りは比較的自由でした。

1698年の大火で唐人屋敷前面の荷蔵が喪失したため、海面を埋め立てて新しい荷物倉所を造りました。この場所は「新地」や「新地蔵所」と呼ばれ、明治維新後に廃止となりましたが、長崎華僑たちがこの跡地に移り住み、長崎独特の中国人街を作っていったのが新地中華街の始まりです。

四神の門が迎える!長崎新地中華街のパワースポット

北門

中華街の四方にそびえる色鮮やかな中華門は、新地中華街商店街振興組合の人たちが横浜・神戸と並ぶ中華街に発展するよう願いを込めて、本場中国福州市から資材を取り寄せ、職人を招いて築造したものです。

中国では、天の四方を守る四種の神獣がいるといわれており、東門は青龍、西門は白虎、北門は玄武(亀と蛇)、南門は朱雀と、門を守る神が彫られており、各門は正確に東西南北を示す方角に位置しています。

長崎新地中華街で味わう絶品中華グルメ!ちゃんぽん、皿うどん、角煮まんじゅうなど

長崎新地中華街

長崎新地中華街での一番の楽しみといえば、本格的な中華料理が楽しめることです。特におすすめなのが、長崎名物のちゃんぽん、皿うどん、そして、角煮まんじゅう。ちゃんぽんは、モチモチの太麺に豚肉や海鮮、野菜がたっぷりと入った長崎独自の煮込み料理。鶏ガラスープがあっさりとした味わいながらボリューム満点で、老若男女問わず人気の一品です。皿うどんは、甘めのソースが絡んだ太麺に野菜や海鮮がたっぷりとのった、ボリューム満点の一品。角煮まんじゅうは、柔らかく煮込まれた豚バラ肉を甘辛いタレで味付けし、もちもちの生地で包んだ一口サイズの絶品グルメです。

皿うどん

横浜や神戸でもそうですが、角煮まんじゅうを片手に中華街を散策すると、中華街に来たなっていう感じしますよね。長崎新地中華街でも、美味しい角煮まんじゅうが待っていますよ。

食べ歩き

他にも、豚まんや小籠包、エビ蒸し餃子などの点心類、杏仁豆腐や中華粥といったデザートやお粥まで、バラエティ豊かなメニューを堪能できます。新地中華街で食べ歩きをしながら、歴史ある町並みを楽しんでください。

中華料理店選びのポイント

新地中華街

新地中華街には全部で 16 の中華料理店があるので、どのお店に行くか迷ってしまう方も多いでしょう。そこで、お店選びの参考になるよう、いくつかのポイントに基づいてお店をグループ分けしました。ぜひ参考にしてください。

ちなみに、長崎ちゃんぽん・皿うどんは全店舗にて提供されています。

伝統的な中国料理を提供する店

伝統的な中国料理を味わえるお店です。古き良き中華料理を楽しみたい方におすすめです。

伝統的な中国料理を提供する店
店名 特徴
王鶴 昔ながらの調理法で作られた本格的な中国料理が自慢のお店。
中華菜館 福壽 伝統的な味を大切にし、昔ながらの中華料理を提供しています。

歴史ある老舗中華料理店

長年にわたり地元で愛されてきた歴史ある中華料理店です。伝統の味を守り続けるお店は、一度訪れる価値があります。

歴史ある老舗中華料理店
店名 特徴
蘇州林 伝統的な味を守り続ける、長崎中華街の象徴的な存在。
西湖 長い歴史を誇り、地元の人々に長く愛されてきた老舗。
新和楼 伝統的なレシピを忠実に守り、昔ながらの味を提供するお店です。

老舗の広東料理店

広東料理は、淡白で上品な味付けが特徴。新鮮な海鮮や野菜を使った料理が多く、あっさりとしながらも素材の旨味を活かした料理が楽しめます。老舗の広東料理店では、長年培われた技術と経験から生み出される本格的な味わいを堪能できます。

老舗の広東料理店
店名 特徴
京華園 創業1949年、ランチメニューが充実
龍勝楼 飲茶メニューが豊富、香港スタイルの料理が人気
老上海飯店 気軽に利用できる1階の食堂と、本格的な2階の料理店

高級感のある本格中華料理店

特別な日に訪れたい、少し高級感のある中華料理店です。洗練されたインテリアと丁寧なサービスが特徴で、特別なひとときを演出します。

高級感のある本格中華料理店
店名 特徴
京華園 上質な素材を使用した本格中華料理が楽しめる、エレガントな雰囲気のお店。
龍園 新館 豪華な内装とともに、伝統的な中国料理を提供し、特別な食事体験ができます。
龍勝楼 贅沢なメニューと細やかなサービスが自慢で、特別な日や記念日に最適です。

ちゃんぽん・皿うどんが人気の店

長崎名物のちゃんぽんや皿うどんを味わいたいなら、これらのお店が最適です。どの店も長崎特有の味を提供しており、モチモチの麺に野菜や海鮮がたっぷりと入った、ボリューム満点の一杯は、地元の人々にも観光客にも愛されています。専門店ならではの味の深さと満足感が魅力です。

ちゃんぽん・皿うどんが人気の店
店名 特徴
老李 長崎ちゃんぽん専門店 ちゃんぽん専門店として知られ、地元の食材を使用したこだわりの一品が楽しめます。
会楽園 ちゃんぽんや皿うどんの他にも豊富なメニューがあり、家族連れや団体客にも人気です。
江山楼 老舗としての伝統を守りつつ、新しい味の探求も怠らない、バランスの良いお店です。
新和楼 ちゃんぽんと皿うどんが人気
龍園 新館 ボリューム満点のちゃんぽんが自慢

点心・飲茶が自慢の店

点心と飲茶は、香港を中心に発展した食文化。小籠包や海老蒸し餃子、肉まんなど、様々な点心を少しずつつまみながら、香り高い中国茶を楽しむのが特徴です。点心・飲茶が自慢の店では、種類豊富な点心メニューとこだわりの中国茶が味わえます。

点心・飲茶が自慢の店
店名 特徴
江山楼 種類豊富な点心メニュー、飲茶スタイルで楽しめる
春夏秋冬 飲茶が人気、香港スタイルの点心が味わえる
西湖 アツアツの点心を楽しめる、早朝からオープン

四川料理・山東料理の店

四川料理は、唐辛子や山椒を効かせた辛味が特徴。麻婆豆腐や回鍋肉など、刺激的な味わいの料理が多く、辛いもの好きにはたまりません。一方、山東料理は、味噌や醤油などの発酵調味料を使った濃厚な味付けが特徴。これらの本格的な味わいが楽しめる店舗が揃っています。

四川料理・山東料理の店
店名 特徴
蘇州林 本格的な四川料理と飲茶が人気
中華菜館 福壽 シェフ自慢の四川料理と広東料理が味わえる
楊家菜房 翠獅庭 本場の山東料理と四川料理が楽しめる

個性派中華料理店

伝統的な中華料理にとらわれず、創意工夫を凝らしたメニューを楽しめるお店です。新しい味覚体験を求める方におすすめです。

個性派中華料理店
店名 特徴
王鶴 台湾風かき氷や台湾料理が楽しめる
会楽園 一品料理と点心を組み合わせた「冷盆」がおすすめ
茶房 泰安洋行 中国茶と点心を楽しむ、ティーハウス風の店舗
中華料理 食縁坊 オリジナルメニューが豊富。季節の食材を活かした創作中華料理が楽しめるお店
楊家菜房 翠獅庭 ユニークなメニューとともに、異国情緒あふれる雰囲気を楽しめます。
老上海飯店 伝統とモダンが融合したメニューで、新しい中華料理の魅力を堪能できます。

デザートや軽食が楽しめるカフェ

ちょっとした休憩やデザートタイムにぴったりなカフェです。中華風の軽食やスイーツを楽しむことができます。

デザートや軽食が楽しめるカフェ
店名 特徴
茶房 泰安洋行 本格的な中国茶と共に楽しむデザートが人気のカフェ。
春夏秋冬 四季折々のスイーツや軽食が楽しめる、居心地の良いカフェ。

長崎ランタンフェスティバル:新地中華街が極彩色の光に包まれる冬の風物詩

長崎ランタンフェスティバル

新地中華街の冬の風物詩といえば、長崎ランタンフェスティバル。もともとは中華街の華僑たちが行っていた春節祭がはじまりで、いまでは長崎の街中にランタンが灯され、多くの観光客が訪れる一大イベントとなっています。

長崎ランタンフェスティバル

期間中は中華街に極彩色のランタンが飾られ、幻想的な雰囲気に包まれます。特に、湊公園には色とりどりのランタンのオブジェが設置され、まるで中国の街に迷い込んだかのような気分を味わえます。また、期間限定の出店も多数並び、様々な中華グルメを楽しむことができるのも魅力の一つです。

長崎ランタンフェスティバル

ランタンフェスティバルの期間中は、昼夜問わず賑わいを見せる新地中華街。幻想的なランタンの光に照らされた街並みは、まさに一生に一度は見ておきたい絶景です。季節限定のこのイベントを目当てに、何度も新地中華街を訪れるのもおすすめです。

ランタンフェスティバルの歴史

中国では旧暦の正月を祝う「春節(しゅんせつ)」という文化があります。1年の中でも特に重要な祝祭日で、家族が集まり盛大なお祝いが催されます。街中では邪気払いの爆竹が鳴り響き、中国獅子舞が舞い、新年の訪れを喜び合います。また、春節の最後、「元宵節(げんしょうせつ)」は天の精霊が空を飛ぶのを見ることができると信じられてきました。この夜、雲や霧が出ていても精霊を見つけやすいように中国提灯(ランタン)を灯して街を練り歩くお祭りが味舞ったといわれています。長崎新地中華街に住む華僑の人達にとっても「春節」は大切な行事です。そこで、1987年、中華門完成1周年を祝して長崎新地中華街として春節祭を開催しました。飾られた極彩色の中国提灯は評判となり、「長崎ランタンフェスティバル」として長崎の街に定着していったのです。

長崎新地中華街でお土産探し!中国茶や調味料、パンダグッズなど豊富な品揃え

新地中華街

新地中華街では、中国雑貨や食品のお土産店も充実しています。中でも注目したいのが、中国茶や中国風調味料のお店。本場の味を再現できる調味料や、美容と健康に良いとされる中国茶は、自分用にはもちろん、贈り物としても喜ばれること間違いなしです。

また、パンダをモチーフにしたぬいぐるみやキーホルダーなどのグッズも豊富に取り揃えられています。ユニークなデザインの品々は、旅の思い出に最適。お土産売り場がたくさんあるので、じっくりと吟味しながらお買い物を楽しむことができます。

新地中華街でお土産探しをするなら、中国らしさを感じられるアイテムを選ぶのがおすすめ。普段使いできる実用的なものから、インテリアとして飾れるものまで、バラエティ豊かな品揃えの中から、自分や大切な人へのギフトを見つけてみてはいかがでしょうか。

おすすめのお土産:

  • 唐人お菓子(月餅、ゴマ団子など)
  • 中国茶(烏龍茶、ジャスミン茶など)
  • 中国風調味料(豆板醤、XO醤など)
  • パンダグッズ(ぬいぐるみ、キーホルダーなど)

日本一小さな中華街に凝縮された歴史とグルメを楽しもう

長崎新地中華街

長崎新地中華街は、横浜や神戸ほどの規模はありませんが、独特の歴史と文化を感じられるのが魅力。実は、新地中華街は日本で一番小さな中華街と呼ばれており、中国南部の福建省などから日本に来た華僑の子孫が多く住んでいます。この歴史的背景が、新地中華街ならではの雰囲気を作り出しています。

長崎新地中華街

新地中華街は、普段から中華料理店や雑貨店が軒を連ねる賑やかな街ですが、春節祭やランタンフェスティバルなどの季節の催事では、さらに華やかさを放つ姿を見せてくれます。この時期に訪れると、より一層中華街の魅力を堪能できるでしょう。一方で、平日はお休みのお店も多いのが特徴。訪れる際は、事前に営業日をチェックすることをおすすめします。

蘇州林

異国情緒あふれる街並み、本格的な中華グルメ、華やかなランタンフェスティバル。長崎新地中華街は、日本にいながら中国文化を肌で感じられるユニークな観光スポットです。ぜひ一度足を運んでみてください。長崎の歴史と異国の文化が交差するこの街で、思い出に残る体験ができるはずです。

長崎新地中華街


あわせて読みたい:

www.ritocamp.com

www.ritocamp.com

www.ritocamp.com

www.ritocamp.com

www.ritocamp.com

www.ritocamp.com