- 新潟と佐渡島を結ぶカーフェリー「おけさ丸」
- カーフェリー おけさ丸
- 船内マップ
- エントランスホール
- 2 等船室
- 食堂
- 自動販売機
- ゲームルーム
- 喫煙所
- イベントスペース
- 後方デッキとサイドデッキ
- デッキからの夜景
- 車両甲板
- 2 等船室の場所取りがうまくいかなくても大丈夫。船内での過ごし方。
- ペットとの過ごし方
- おけさ丸で佐渡島への旅を始めよう
新潟と佐渡島を結ぶカーフェリー「おけさ丸」
新潟港、そして佐渡島は両津港の佐渡汽船ターミナル。そこには巨大な白い船体が。これが佐渡島へ渡るカーフェリーの 1 つ「おけさ丸」です。おけさ丸には、まるで小さな街のような世界が広がっています。
絨毯敷きの広々とした船室。食事が楽しめるレストラン。大海原や夜景を眺められる開放的なデッキ。さらには、ゲームで遊べる空間まで!
2時間30分の航海中、退屈する暇なんてありません。新潟の日本海のオーシャンビュー、新潟の夜景を眺めながらのんびりしたり、船内イベントで盛り上がったり。はたまた、佐渡のガイドブックを片手に旅の計画を立てるのも良いでしょう。
そして何より驚くのは、この船の大きさ。なんと全長134.7m! 車は最大で290台も積載可能です。
本記事では、おけさ丸船内を案内します。予め船内にどんな施設があるのかを把握しておけば、航行中の行動計画も立てやすくなりますよ。
カーフェリー おけさ丸
おけさ丸は、新潟と佐渡島の間を航行するカーフェリーです。新潟港と両津港を往復します。片道の所要時間は 2 時間 30 分。佐渡汽船株式会社が運航しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
最大旅客定員 | 1,587 人 |
車両積載能力 | 大型バス 32 台 乗用車 48 台 または 乗用車 290 台 |
総トン数 | 5,855 トン |
最大速度 | 23.4 ノット |
全長 | 134.7 m |
最大幅 | 21.0 m |
主機の種類 | ディーゼル |
建造年月 | 1993 年 4 月 |
船内マップ
おけさ丸は、6 階建てです。1 階は車両甲板となっており、乗客が滞在できるのは 3 階から 6 階です。5 階は特等船室で、6 階はスイートルームになっているため、共用部含め、基本的には 3 階と 4 階を利用することになります。
エントランスホール
おけさ丸に乗船すると、3 階のエントランスホールがお出迎えしてくれます。
佐渡汽船ターミナルからおけさ丸に乗り込んだ際は、まずこのエントランスホールに行き着くことになります。乗船直後、位置関係が把握できていると動きやすいため、覚えておきましょう。
2 等船室
2 等船室でチケットを予約した場合は、3 階もしくは 4 階の 2 等船室で過ごすことができます。
2 等船室は、絨毯が敷かれている大部屋です。区画割りなどはないので、空いているスペースを分け合って過ごします。
食堂
3 階に食堂があります。
ラーメンやカレーライスをはじめとして、ポテトなどの軽食、ドリンクやお酒が提供されています。食券制です。
お酒は生ビール以外にも、缶のビール、ハイボール、酎ハイが販売されています。
他にも、スナック菓子、アイス、おつまみ、佐渡島のお土産や佐渡汽船オリジナルグッズなども販売されています。
イートインスペースも広めに取られています。
時間帯によっては混み合いますが、常に満席というわけではないので、混雑状況を伺いつつ利用するのが良いです。
自動販売機
おけさ丸には、飲み物の自動販売機がいくつか設置されています。コンビニで購入するよりは若干割高です。
ゲームルーム
クレーンゲームやスロット・パチンコなどを楽しめるゲームルールも用意されています。
喫煙所
喫煙所は 4 階にあります。3 階エントランスホールの階段を 4 階に上るとすぐのところにあります。
イベントスペース
3 階と 4 階の 船体後方は吹き抜けのイベントスペースになっており、テーブルや椅子が設置されています。
イベントが無い時は開放されていますので、例えば 2 等船室で過ごさずに、ここの席で過ごす人も多いです。船室とイベントスペースの違いは、空調の有無です。イベントスペースは半分屋外のようなものなので、空調がありません。
後方デッキとサイドデッキ
おけさ丸 3 〜 4 階の後方はデッキになっています。椅子が設置されており、航行中はここでも過ごすことができます。
船の両サイドもデッキです。風を感じたり、景色を見たり。船室ではなくデッキで過ごす人も多いです。
デッキからの夜景
夜便であれば、新潟港からの出航直後は新潟の夜景を楽しめます。
後方デッキ、サイドデッキどちらからでも、素敵な夜景を楽しめます。
航行中は周囲に何も無いので基本的には真っ暗ですが、遠くに新潟の明かりを感じられます。
車両甲板
1 階は車両甲板となっており、車と一緒に佐渡島に渡る人の車が格納されます。
車で佐渡島に渡る場合は、自分で運転し直接この車両甲板に乗り込みます。スタッフの指示のもと車を駐車したら、客室入口の階段やエスカレーターを使い、3 階まで上がります。
2 等船室の場所取りがうまくいかなくても大丈夫。船内での過ごし方。
2 等船室は多くの人が利用する場合、自身の場所を満足に確保できない場合があります。
その場合でも、3 階と 4 階後方にあるイベントスペースやデッキ、3 階にあるサイドデッキで過ごすことができます。
さらに、2 等船室は全部で 4 箇所あるため、まずは落ち着いて空きスペースがあるかを確認して回りましょう。
ペットとの過ごし方
ペットと一緒におけさ丸へ乗船する場合、以下の 2 つの手段がとれます。
- 3 階ペットケージエリアへ預ける
- 4 階ペットコーナーで一緒に過ごす
3 階ペットケージエリアは、ペットをケージに入れた上で、専用の部屋へ預けます。この場合は、ペットとは一緒に過ごすことはできません。
一方で、 4 階のペットコーナーでは、ペットと一緒に過ごすことができます。
必ず飼い主が付き添う必要がありますが、4 階のペットコーナーであれば、ペットをケージから出し、船内で一緒に過ごすことが可能です。
おけさ丸で佐渡島への旅を始めよう
おけさ丸は、新潟と佐渡島を結ぶ重要な交通手段です。2時間30分の航海中、船内の多様な施設を活用することで、快適な旅を楽しめます。食事、休憩、娯楽など、ニーズに応じた過ごし方が可能です。
佐渡島への旅程を考える際、おけさ丸での時間も有効に活用できます。船内で佐渡島の観光プランを練ったり、パンフレットで情報収集したりするのも効果的。時は金なり。佐渡島に着いたらすぐに行動したいですものね。
新潟港と佐渡島両津港を航行する 2 時間 30 分は、飛行機で言えば羽田空港から沖縄の那覇空港までの時間とほぼ同じです。ただし、飛行機はずっと座席に座っている必要がありますが、おけさ丸では食堂へ行き食事をしたりデッキで風景を楽しんだりできる分、あっと言う間です。
新潟港から両津港へ、または両津港から新潟港へ。
あなたの佐渡島旅行が、おけさ丸で快適に過ごすことでさらに充実することを願っています。
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