- 佐渡島へのアクセスはフェリーが定番!初めての人でも安心の完全ガイド
- 公式サイトは強い味方!運行状況からチケット予約まで
- フェリーには車も積載可能!愛車と一緒に効率的に佐渡島観光
- 佐渡島へ行く日が決まったら: 乗船するフェリーの時刻を決めよう
- 事前 Web 予約で手続き無し!スムーズに乗船しよう
- 佐渡島行きの船は 2 種類!カーフェリーとジェットフォイルはどっちが良い?
- カーフェリー「おけさ丸」「ときわ丸」どちらに乗る?
- 【新潟港】佐渡汽船フェリーターミナル(往路)
- 【両津港】佐渡汽船フェリーターミナル(復路)
- とっておきの佐渡島旅プラン!「最終便で前乗り」のすすめ
- フェリーで行く佐渡島旅行、まとめと事前準備のポイント
佐渡島へのアクセスはフェリーが定番!初めての人でも安心の完全ガイド
世界遺産の佐渡金山を誇る佐渡島は、今や世界で有名な観光スポットの 1 つです。他にも、海の幸、お米などのグルメから、たらい舟や宿根木といった昔の日本の文化が残る、魅力あふれる観光地となっています。
そんな佐渡島へ行くには、新潟市にある新潟港か、上越市にある直江津港から出ているフェリーに乗ります。就航便も多く、ポピュラーなのは新潟港から出航しているフェリーです。上越新幹線「新潟駅」や新潟空港からもほど近く、佐渡島へアクセスするには最も知られているアクセス方法になります。
今回は、佐渡島旅行のスタート地点、新潟港から、佐渡島の両津港間を就航している、佐渡汽船のフェリーについてご紹介します。
これを読めば、佐渡島へ行く方法と、そのために何が必要なのかがわかります。ぜひ参考にしてくださね。
公式サイトは強い味方!運行状況からチケット予約まで
新潟と佐渡島を結ぶフェリーは佐渡汽船が運行しています。
佐渡汽船の公式サイトでは、フェリーの時刻表はもちろんのこと、当日の運行状況などもリアルタイムでお知らせしてくれているため、とても重宝します。
また、乗船チケットの購入も、公式サイトから行えますので、実際に行く日が決まったら、公式サイトからチケットを購入します。
フェリーには車も積載可能!愛車と一緒に効率的に佐渡島観光
佐渡汽船フェリーの良い点の一つに、車も一緒に佐渡島に運んでくれるところがあります。
佐渡島は、沖縄に次いで日本で 2 番目に大きな離島です。バスやタクシーでの移動手段もありますが、車移動が圧倒的に利便性が高いです。時間に縛られず、行きたい所へすぐに、そして最短ルートで向かえるためです。
現地でレンタカーを借りるのも良いですが、愛車と共に佐渡島に渡れば、運転に慣れた車で快適に佐渡島旅を楽しめます。
「レンタカーの予約が取れなかった」
「長期間行くのでレンタカー代金よりもカーフェリー渡航の費用の方が安かった」
こんなときは、愛車と一緒に佐渡島へ渡ることを検討しましょう。
ちなみに、佐渡島は海岸線に沿って道路が走っているのですが、ドライブがとても気持ち良いです。写真は南部の海岸線のドライブ風景です。緑と海、そして空との共演が本当に素晴らしいです。
佐渡島へ行く日が決まったら: 乗船するフェリーの時刻を決めよう
佐渡島旅行の日程が決まったら、まずやることはフェリーの乗船チケット予約です。そのために「何時の便に乗るか」を決めましょう。
新潟港にある、佐渡汽船フェリーターミナルから、佐渡島のフェリーターミナルまでの運行時間は 2 時間半です。時刻表は以下のようになっています。
[新潟港] 出港時刻 | [両津港] 到着時刻 |
---|---|
6:00 | 8:30 |
9:25 | 11:55 |
12:35 | 15:05 |
16:05 | 18:35 |
19:30 | 22:00 |
何時の便に乗るかは、佐渡島へ到着してからの行動計画や、ホテルへのチェックイン時刻を考え、余裕のある時間の便がおすすめ。
日本の交通インフラ管理は素晴らしく、それはフェリーも同じです。驚くことに、通常ならきっかり 2 時間半、ほぼ時刻表通りに両津港に到着します。ただし、天候や状況によっては出発が遅れたり、航行速度を落としたりする可能性もゼロではありませんから、時間に余裕を持った便を選択しましょう。
事前 Web 予約で手続き無し!スムーズに乗船しよう
乗船する便が決まったら、早速乗船チケットを予約しましょう。
インターネットで事前に Web 予約しておけば、当日、ターミナルの窓口で手続きしなくてもそのまま乗船できます。予約は、乗船日 2 ヶ月前から、乗船日当日の乗船便出航 30 分前まで可能です。
当日に窓口で乗船チケット購入も可能ですが、定員に達していれば乗れませんから、旅行者の私達は事前のインターネット予約一択です。ここは確実に佐渡島への渡航手段を抑えてしまいましょう。
なお、キャンセル料については以下になっています。
キャンセル時期 | キャンセル料 |
---|---|
乗船日7日前まで |
旅客1人片道につき200円 車両1台(運転者2等分含む)片道につき200円 ※運転者が1等、特等、スイートルームの場合は、別途2等とご利用等級の差額分片道につき200円 |
乗船日2日前まで |
ご精算額の10%(ペット料金含む) その額が200円に満たないときは、200円 |
乗船日前日・当日 |
ご予約便出航前 ご精算額の30%(ペット料金含む) その額が200円に満たないときは、200円 |
乗船便出航後(無連絡含む) | ご精算額の100%(ペット料金含む) |
ご予約便が欠航した(する)場合 |
キャンセル料なし ※ご予約便が欠航した(する)場合、キャンセル料は発生いたしませんが、当社が就欠航を決定する以前に、お客様ご自身の判断で予約を取り消した場合は、キャンセル料が発生いたします。 |
佐渡島行きの船は 2 種類!カーフェリーとジェットフォイルはどっちが良い?
新潟港から佐渡島への船は2種類あります。それが「カーフェリー」と「ジェットフォイル」です。
カーフェリーは、いわゆる通常のフェリーです。私達がフェリーと呼ぶものはこちらになります。先に紹介した通り、車も運べるので「カーフェリー」と呼ばれています。チケット予約フォームでは「フェリー」と表記されています。
ジェットフォイルは、高速船です。人しか乗せられませんが、その代わりフェリーよりも短時間で渡航できます。
ジェットフォイル(ぎんが/つばさ/すいせい) | 佐渡汽船公式サイト
それぞれの違いは、佐渡島までの渡航にかかる時間と料金です。
交通手段 | 所要時間 |
---|---|
カーフェリー | 2時間30分 |
ジェットフォイル | 1時間7分 |
佐渡島の両津港まで、カーフェリーが 2時間30分 かかるのに対して、ジェットフォイルは 1時間7分と、約半分以下の時間で到着できます。
種別 | 大人 | 小児 |
---|---|---|
カーフェリー(2等室) | 2,860 円 | 1,430 円 |
ジェットフォイル | 6,950 円 | 3,480 円 |
料金は、カーフェリーで最も安い 2 等船室と比較すると、ジェットフォイルの方が約 2.4 倍の料金となっています。
まとめると、カーフェリーに乗るか、ジェットフォイルに乗るかは、以下を考えて決めると良いでしょう。
- 車も運ぶならカーフェリー
- 料金が 2 倍でも、半分の時間で佐渡島に着きたいならジェットフォイル
カーフェリー「おけさ丸」「ときわ丸」どちらに乗る?
カーフェリーは、2 つの船が就航しています。それが「おけさ丸」と「ときわ丸」です。
おけさ丸
ときわ丸
それぞれが造られた日が、おけさ丸が 1993 年 4 月で、ときわ丸が 2014 年 3 月と、ときわ丸の方が新しいです。
乗船時間によってこの 2 つのフェリーが交互に運行します。乗船チケット予約の時点でどちらの船に乗るかはわかります。船内が微妙に誓うので、それぞれの特徴や、どんな施設があるかを事前に確認しておきましょう。
▼▼▼ おけさ丸について詳しく見る ▼▼▼
▼▼▼ ときわ丸について詳しく見る ▼▼▼
【新潟港】佐渡汽船フェリーターミナル(往路)
新潟港佐渡汽船フェリーターミナル(以下、新潟港ターミナル)は、佐渡島渡航への出発地点です。ここから私達はフェリーに乗って佐渡島へ行きます。
新潟港ターミナルについても知っておきましょう。旅行日程を立てる参考になりますよ。
新潟港ターミナルには何がある?
新潟港ターミナルには、チケットカウンターや乗船口の他、おみやげ店、食事処などもあります。当日、早めにターミナルに来たときに乗船までの時間をどう過ごすかなど、予め計画しておきましょう。新潟港ターミナルについては以下で詳しく紹介していますので参考にしてくださいね。
▼▼▼ 新潟港ターミナルについて詳しく見る ▼▼▼
新潟駅・新潟空港から新潟港佐渡汽船フェリーターミナルへの行き方
新幹線や飛行機で新潟市へ来る場合は、新潟駅や新潟空港から新潟港ターミナルへバスかタクシーで向かいます。新潟空港からは新潟港ターミナルへの直通便もありますよ。新潟駅からもアクセスは簡単です。詳しくは以下で解説していますのでご覧になってください。
▼▼▼ 新潟駅・新潟空港から新潟港ターミナルへの行き方について詳しく見る ▼▼▼
車でフェリーに乗船する場合は?
車でフェリーに乗船する場合も、インターネットから事前 Web 予約を行います。また、当日は、カーフェリー車乗り場へ車と共に向かってください。
詳細はこちらで解説しています。
▼▼▼ 新潟港ターミナルから車でフェリーに乗船する方法・手順について詳しく見る ▼▼▼
【両津港】佐渡汽船フェリーターミナル(復路)
帰りのことも事前にチェックしておきましょう。
新潟港に戻るには、佐渡島から同じようにフェリーに乗る必要があります。それが、両津港ターミナルです。新潟港から出発したフェリーが到着するのも、ここ両津港ターミナルです。
両津港ターミナルには何がある?
両津港ターミナルも、基本的な設備は新潟港ターミナルと同じです。ただし新潟港ターミナルとの違いは、佐渡島最大級のおみやげエリアがあったり、おしゃれなカフェが営業している点です。
両津港ターミナルのことを知っていると佐渡島観光をもう一段快適にできますので、施設などは必ず確認しておきましょう。
▼▼▼ 両津港ターミナルについて詳しく見る ▼▼▼
両津港ターミナル周辺の駐車場選びは慎重に!
両津港ターミナルに佐渡島最大級のおみやげエリアやおしゃれなカフェがあるとなれば、旅の途中にも立ち寄りたいですよね。そのときは、周辺の駐車場に駐車してターミナルにアクセスします。
ただし、両津港ターミナル周辺の駐車場はいくつかありますが、料金体系がバラバラなので、必ず事前に周辺の駐車場をチェックしておきましょう。無料で止められたのに有料の駐車場に止めてしまったなどを防止できます。
▼▼▼ 両津港ターミナル周辺の駐車場について詳しく見る ▼▼▼
車の場合はどうやってフェリーに乗る?
車も佐渡島へ運んだ場合は、佐渡島でももちろんフェリーに車を積まなければなりません。ターミナルのどこへ行き、どういった手順で手続きを行えばよいのかを事前に調べておきましょう。
▼▼▼ 両津港ターミナルから車でフェリーに乗船する方法・手順について詳しく見る ▼▼▼
とっておきの佐渡島旅プラン!「最終便で前乗り」のすすめ
最後に、旅の計画をよく立てる方に特におすすめしたい佐渡島への行き方をご紹介します。それは、
「最終便のフェリーで愛車と一緒に佐渡島へ渡り、車中泊をして朝一番から観光をスタートする」
というプランです。
フェリーの最終便だと22:00に佐渡島に到着します。この時間はホテルや飲食店がほぼ閉まっているので、島に着いたらそのまま車中泊スポットで朝までゆっくり休みましょう。そうすれば、翌朝からたっぷり観光を楽しめます。
このプランなら、丸一日存分に佐渡島を満喫できるのがうれしいポイント。ただし、車中泊の経験がある方向けのプランになります。もし気になった方は、実際に体験してきた詳しい記事も用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼▼▼ とっておきの佐渡島旅プランについて詳しく見る ▼▼▼
フェリーで行く佐渡島旅行、まとめと事前準備のポイント
世界遺産に登録された佐渡島の金山をはじめ、豊かな自然、新鮮な海の幸、伝統芸能など、佐渡島には多くの観光資源があります。その佐渡島を訪れるために欠かせないのが、このフェリーでの渡航です。
佐渡汽船のフェリーやジェットフォイルは、新潟港から両津港まで1日5便運航しています。カーフェリーなら車も一緒に運べるため、佐渡島内の移動手段として最適です。
この記事のポイントを改めて整理しておきましょう。
予約・準備
- 乗船日2ヶ月前から予約開始
- 公式サイトからのWeb予約が便利
- 車両の場合は必ず車種を確認して予約
移動手段の選択
- カーフェリー:2時間30分、2,860円から
- ジェットフォイル:1時間7分、6,950円
- 車での観光なら、カーフェリーを推奨
当日の注意点
- Web予約済みなら窓口での手続き不要
- 天候による運航状況の確認は必須
- 両津港到着後の移動手段を事前確保
佐渡島は今後、世界遺産効果で観光客の増加が予想されます。フェリーの予約は早めに行うことをお勧めします。
あなたの佐渡島旅が、充実しますように!私の体験が参考になれば幸いです。
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