- 佐渡の秘境に広がる天空の絶景
- 大野亀
- 遊歩道と山頂へのハイキングコース
- トビシマカンゾウの群生地
- 条件が合えば一変、幻想的な風景に
- 大野亀ロッジで食事や休憩
- 佐渡島に眠る神秘的なパワースポット「大野亀」
佐渡の秘境に広がる天空の絶景
山あり、海あり、歴史ありの佐渡島。その北部に、まるで天空から舞い降りたかのような神秘的な絶景スポットがあります。まるで巨大な亀が這うような姿の一枚岩、その名も「大野亀」。標高 167m の岩山は、それだけでも圧巻の存在感を放ちます。
しかし、5 月下旬から 6 月にかけて、この場所はさらに幻想的な表情を見せます。一面に広がる黄色い花々。トビシマカンゾウと呼ばれるその花は、大野亀を金色の楽園へと変貌させます。それはまるで、映画に出てくる、天国への入り口のような光景です。
佐渡の海を望む遊歩道を歩けば、季節の風が心地よく、時には遠く二ツ亀の島影も望めます。時間帯や天候によって表情を変えるこの場所は、写真好きはもちろん、自然の力を感じたい人の心も癒してくれるパワースポットです。
本記事では、古くからパワースポットであるここ大野亀の見どころ、魅力をご紹介します。
大野亀
大野亀は、新潟県佐渡島の北部、外海府(げかい)地区にある巨大な岩山です。標高 167m, マグマが固まってできたとされる大きな一枚岩の山は、雄大な自然景観を誇り、観光スポットとして人気があります。まるで巨大な亀が海に向かって這っているように見えることからその名が付けられました。
- 駐車場
- 無料駐車場有り
- アクセス
- 両津港から車で約 50 分
- 佐渡市街地から車で約 1 時間
- 小木港から車で約 2 時間
- バス: 新潟交通佐渡 内海府線に乗車(70分)、バス停「大野亀」下車。
- 所在地
- 〒952-3203 新潟県佐渡市願 149
遊歩道と山頂へのハイキングコース
大野亀には遊歩道が設置されていて、付近を散策することができます。
遊歩道は多少の高低差があるため、眺めも良いですよ。遊歩道から見える海に浮かぶ島は、佐渡島の最北端にある二ツ亀です。
また、山頂へのハイキングコースも用意されているため、大野亀の頂まで行くこともできます。山頂までは、経験者で 15 分程度の道のりです。
トビシマカンゾウの群生地
大野亀では毎年 5 月下旬から 6 月にかけて、トビシマカンゾウという黄色い花が一面に咲き誇り、まるで大野亀全体が黄色い絨毯を敷き詰めたような絶景が広がります。
大野亀には遊歩道が設置されていて、この光景の中を散策することができます。緑と黄色のコントラストの中を歩くのは気持ちがよいですよ。一面、鮮やかな景色の中で、非日常を楽しめます。
条件が合えば一変、幻想的な風景に
晴れた日の風景もコントラストが鮮やかで素敵ですが、曇り空のときはより幻想的になります。
巨大な岩山とそれを覆う緑の絨毯、そしてそこに咲く黄色のトビシマカンゾウ。映画に出てくる、天国に向かう道のような、そんな現実離れした光景を目の当たりにできます。
また、夕暮れ時の風景も幻想的です。
このように、時間帯や気象条件によって様々な表情を見せる大野亀。この幻想的な景色も、パワースポットである所以です。
大野亀ロッジで食事や休憩
大野亀の駐車場付近に「大野亀ロッジ」というカフェがあり、食事や休憩ができます。散策した後、ここでランチをするプランがおすすめです。人気はやっぱり海鮮丼。雄大な大野亀の姿を眺めながら、佐渡島の海の幸を堪能できますよ。
他にも、定食やカレーなどもありますのでチェックしてみてください。
佐渡島に眠る神秘的なパワースポット「大野亀」
高さ 167m の巨大な一枚岩と、5 月下旬から 6 月にかけて咲き誇るトビシマカンゾウの黄金色の絨毯が織りなす景色は、訪れる人の心を癒してくれます。
絶景写真の撮影を楽しむなら、敢えての曇り空もおすすめ。黄色い花々と岩肌のコントラストが、より幻想的な雰囲気を演出します。また、夕暮れ時には空と海と大地が溶け合い、まるで天空の楽園のような光景が広がります。晴天時の鮮やかなコントラストの素敵さは、言うまでもありませんね。
ちなみに、トビシマカンゾウの時期でなくても、開放感抜群の景色の中、散策を楽しめますよ。
遊歩道は歩きやすく整備されているため、カメラ愛好家も、パワースポット巡りの方も、気軽に訪れることができます。山頂まで足を伸ばせば、佐渡の海と空が織りなす絶景パノラマも楽しめます。ただし山頂までは結構な勾配を登ることになりますので、山頂を目指すなら事前に体力をつけておきましょう。
両津港から車で約 50 分、バスでも 70 分で行けます。付近にはもう一つの絶景スポット「二ツ亀」もあるので、セットで訪問するのがおすすめです。
新潟県佐渡島が誇る、この神秘的なパワースポットへ、ぜひ足を運んでみてください。
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