ステンレス製の鍋で焦げ付いてしまった。。
こうなってしまうと洗剤だけだと落ちないんですよね。
今回は、ステンレス製のお鍋についた焦げ付きを落としてみます。
失敗も含めて紹介しますので、これを読んで遠回りすることなく最短での鍋の焦げ落とし方法を見てみてください✨
鍋の焦げ付き確認
今回の焦げ落としに使うお鍋はこちら
お鍋のシメでご飯を入れた時に焦げ付いちゃったものです
このお鍋はステンレス製で、この時点で洗剤付けてスポンジで洗ってもこれ以上は焦げが落ちない状況です。
研磨材入り不織布
今回、この鍋の焦げ付きを落とすために使うスポンジはこちらです。
ダイソーで販売している研磨材入り不織布です。100 円で 5 枚も入っているお得なスポンジ✨
スポンジは粗い目で研磨材入り
ダイソーが近くにない場合は、激落ちくんの焦げ落としスポンジも良かったのでオススメです。ダイソーよりはちょっとお値段はするけれど、ダイソーのスポンジよりはしっかりしています。
1. お湯でこする
まずは、お湯とこのスポンジを使ってこすってみます。沸騰したお湯を鍋に入れて、ぬるま湯になるまで冷まします。
3 〜 4 分経って冷めたので、スポンジでこすってみます。
わかります?全く焦げ付きは落ちてない・・・
やり方にもよるのかもしれませんが、残念ながらシンプルにお湯&研磨材入り不織布で擦っても鍋の焦げ付きは落ちない。ということになりました。
2. 重曹を使って鍋の焦げ付きを落とす
次に、重曹を使ってみます。
重曹は、スーパーマーケットやドラッグストアとかにも良く取り扱いのある、ミヨシさんの暮らしの重曹を使います。
ミヨシの暮らしの重曹は、台所、洗濯などなど、掃除で使う重曹の定番中の定番です。大容量で安価、そしてどこでも購入できるのがうれしいですね。
こちらの重曹はパウダータイプなので、水を張った鍋にこの重曹を溶かして 5 分程度沸騰させ、冷ましてから先ほどの研磨材入りスポンジで擦る。というやり方です。
なぜ焦げ落としに重曹が効果的なのか?
重曹は煮ると強いアルカリ性になり汚れを浮かせてくれるため、焦げ落としの方法として最適な手段の1つです。
どれくらい重曹を入れれば良いの?
基本的には、「水1カップに対して、大さじ1杯の割合」で入れましょう。
重曹を使う際の注意点
沸騰している熱湯に重曹を直接入れてはいけない
沸騰している熱湯に重曹を入れると「突沸」という現象が起きて吹きこぼれて危険。必ず水に重曹を入れ、弱火で温めていく。
アルミ鍋の焦げ落としには使ってはいけない
アルミは酸性やアルカリ性に弱く、変色してしまう。アルミ鍋の場合はお酢が良いらしいです。
スポンジで擦る際はゴム手袋をする
重曹水は煮ると強いアルカリ性になるため、煮た重曹水に素手で触れると肌荒れの原因になる。
いざ、実践!
注意事項を守ってやっていきます。まずはお水に重曹を溶かして、最弱火で沸騰させていきます。
沸騰したので、この状態で 5 分間、煮ていきます。
煮ている時は焦げ自体には変化は見られないようです。
さて、5 分間の煮沸が終わりました。
見た目は変わっていないですが、落ちるでしょうか。数分待って冷ましてから、研磨材入りスポンジで擦ってみた結果がこちら
鍋の焦げ付きが落ちました!✨
ちょっと跡みたいなのは残っていますが、実際そんなに気にはならないレベルです。
重曹の量(濃度)や水の量とかを調整することでもっと良く落ちたりするのかもしれませんね。
でも 1 回試してみてこの落ち様なので、重曹で鍋の焦げ落としは効果があるとわかりました。
鍋の焦げ落としには重曹が効果的
重曹ってすごいですね。
以前、キャンプで大量についてしまった煤(スス)も重曹できれいになりました。
重曹(炭酸水素ナトリウム)は、研磨効果での洗浄作用や臭い取りなど、様々な場面に活躍する自然素材。
ただし注意点もあるので、きちんと守って安全に使いましょう。
きれいになるって気持ちも晴れ晴れ✨
重曹を使ったステンレス製の鍋の焦げ落とし、とっても簡単だったのでぜひ試してみてください✨
- 今回使用した製品