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【永久保存版】鵜戸神宮の無料駐車場まとめ。駐車場から本殿までの徒歩ルートマップ付き(本参道・新参道・鵜戸崎隧道・鵜戸山八丁坂)

鵜戸神宮の無料駐車場まとめ

宮崎県の有名な神社である「鵜戸神宮」

断崖絶壁、洞窟内に作られた本殿が神々しく、人気の観光地です。

鵜戸神宮

そんな鵜戸神宮に参拝するための無料駐車場は 3 つあり、それぞれで本殿までの距離が違います。

どこの駐車場を選択するかで大きく明暗が分かれるため、3 つの無料駐車場を徹底解説します。

鵜戸神宮の無料駐車場は全部で 3 つ

鵜戸神宮の無料駐車場は全部で 3 つあります。

  • 第一駐車場
  • 第二駐車場
  • 観光駐車場

下の写真は、鵜戸神宮と各駐車場の位置関係と、徒歩で鵜戸神宮まで行くルートを示したものです。

鵜戸神宮と各駐車場の位置関係と徒歩で鵜戸神宮まで行くルート

  • ピンク:駐車場まで行く車のルート
  • 黄:駐車場から本殿への参道まで行くための徒歩ルート
  • 緑:どこの駐車場に止めたとしても共通で歩く「本殿までの参道」

これからこの 3 つの駐車場の特徴を解説しますので、その上で、ご自身がどこの駐車場に止めたいかを最終的に判断してみてください。

最も本殿に近い「第一駐車場」

まずは最も本殿に近い「第一駐車場」です。

最も本殿に近い「第一駐車場」

駐車場を出たらすぐに二ノ鳥居のため、本殿に最も簡単に行くことができる駐車場です。

駐車場を出たらすぐに二ノ鳥居

第一駐車場は通路が一方通行ですので覚えておくと良いです。

第一駐車場は通路が一方通行

カーナビで第一駐車場を目的地に設定をする場合は、以下の住所で設定します。

〒887-0101
宮崎県日南市宮浦3240

近すぎるが故に混みすぎている

第一駐車場はいつも混みます。それが一番の難点です。下の写真はとある週末の正午時点での第一駐車場の様子です。

常に満車で、ひっきりなしに車が来ては止めるところが無く出ていきます。

常に満車で、ひっきりなしに車が来ます。

第一駐車場が満車の場合、大抵はスタッフさんによって第一駐車場に入る前に第二駐車場に誘導されると思います。

急がば回れる「第二駐車場」

急がば回れる「第二駐車場」

第二駐車場は、第一駐車場から少し離れており、坂を上ったところにあります。

第二駐車場

駐車場も広く、順番待ちをせずに駐車できる確率が高いです。

バスなどの大型車も駐車できるスペースが用意されているのも、この第二駐車場です。

第二駐車場

第一駐車場が満車のときは、スタッフさんによって第二駐車場に誘導されるため、第一駐車場が満車の場合は第二駐車場。と覚えておくと良いでしょう。

第二駐車場は坂を上ったところにあるため、駐車場から鵜戸神宮までは下り坂ですが帰りは駐車場まで上り坂です。とはいえ距離があるわけではないので、頑張って歩きましょう。

最も遠いが最も尊い「観光駐車場」

観光駐車場

最後は観光駐車場です。

3 つある無料駐車場の中では最も本殿まで距離があります。

観光駐車場

ただしこちらも大型車の駐車が可能な上に、第一、第二駐車場よりも広い道を通って駐車場まで行けます。

バスで鵜戸神宮に行く場合も、宮崎交通のバスの停留所があるのはこの観光駐車場です。鵜戸神宮バス停はこの観光駐車場にありここに停車します。

観光駐車場

観光駐車場の特徴として、トイレ喫煙所が設置されているという点もあります。

トイレと、トイレの前に喫煙所もある。

カーナビで観光駐車場を指定する場合は、以下の住所をセットします。

〒887-0101
宮崎県日南市宮浦3264

本殿まで 1 つ山を超える必要がある

観光駐車場に止めた場合、本殿に行くまでに 1 つ山を超えるイベントが発生します。

下の写真の、黄色いラインのところ。階段を上り、鵜戸崎隧道(トンネル)を超え、鵜戸山八丁坂(石段)を下ります。

観光駐車場から本殿までの徒歩ルート

この徒歩ルートは、時間にすると、大体 10 〜 15 分程度かかります。

実はここに本参道。敢えてこの駐車場を選ぶ理由。

観光駐車場ですが、ただ遠いだけではありません。

昔は、観光駐車場から八丁坂までのルートが八丁坂参道、つまり本参道でした。

本参道の入り口

とはいえ現在は新参道が整備され(先程紹介した黄色いラインの徒歩ルート)、ほとんどの人は新参道を歩いて本殿まで向かいます。

新参道の入り口

  • 本参道:山道。ほぼ整備なし。
  • 新参道:階段・トンネルなど整備され、きちんと舗装された徒歩ルート

本参道と新参道の徒歩ルート違い

観光駐車場にあった古い看板を見ると良くわかるのですが、新参道はトンネルをくぐりますが、本参道はそのまま山を超えるので、その分しっかり登山になりそうですね。

観光駐車場にあった古い看板

このように、観光駐車場はただ無駄に遠いわけではなく、「本参道」という歴史的な景勝を現代に残し、それに触れられるようになっているわけです。

鵜戸神社の名物である八丁坂や参道まで楽しみたい人は時間がかかっても観光駐車場に止めて鵜戸神宮まで歩いて行くだけのメリットがあります。

新参道の徒歩ルートを紹介

とはいえ、実際の徒歩ルートがどんなものなのかは気になると思います。

新参道(鵜戸崎隧道経由)のルートの様子を紹介します。

1. 階段

まずは階段を上ります。そこそこ段数はありますが、ゆっくり歩けば上れないことはありません。

階段を上ってトンネルへ

階段を上り終えるとちょっとした休憩スペースがあるので、焦らず一度息を整えましょう。

階段を上り終えるとちょっとした休憩スペースがある

2. 鵜戸崎隧道(うどざきずいどう)

階段を上り終えると、目の前には鵜戸崎隧道(うどざきずいどう)というトンネルが姿を現します。

鵜戸崎隧道

このトンネルですが、昭和 40 年に出来たものらしく、なかなかに歴史を感じる古いトンネルです。

鵜戸崎隧道(トンネル)

ちなみにこのトンネルが不思議で、入った瞬間に中の気温が 3 度くらい低く感じます。つまり涼しいです。山に守られてるからかもしれないですね。

鵜戸崎隧道

こういった雰囲気を感じられるのも、新参道ならではだなと思います。

そしてトンネルを抜けると、めちゃめちゃ雰囲気のステキな道に出ます。

トンネルを抜けたところ

整備された切り通し。という言葉が似合います。

鵜戸崎隧道

最後にカーブを曲がります。

鵜戸崎隧道

3. 鵜戸山八丁坂

鵜戸山八丁坂に合流

ここまで来たら鵜戸山八丁坂に出ますので、あとは石段を下るだけです。(本参道から来た場合でも、上の写真の石段で合流です)

鵜戸山八丁坂

そして無事に、鵜戸神宮のメインの通りに到着です。

鵜戸神宮

ここまでで、徒歩 10 〜 15 分の道のりでした。

基本は第一駐車場、混んでたら第二駐車場。悠久の歴史を感じたいなら迷わず観光駐車場

鵜戸神宮の 3 つの無料駐車場を紹介しました。

基本的には第一駐車場を目指すが正攻法です。

ただし満車の場合は第二駐車場へ行きましょう。

これで大体は駐車できます。

ご紹介した、本参道新参道鵜戸崎隧道鵜戸山八丁坂のように、鵜戸神宮の歴史をより感じたい人は、迷わず観光駐車場を選択することをオススメします。

鵜戸神宮は、洞窟内に本殿があることやその本殿が美しいことで人気の観光スポットではありますが、こうして本参道など「江戸時代からの歴史の風景」が残っている場所もあります。

今回紹介した 3 つの無料駐車場以外に駐車場はありませんので、ご自身の鵜戸神宮の楽しみ方によってどこの駐車場にするかを決めてみてください。

鵜戸神宮