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甲府で最もディープな夜の歓楽街「中央一丁目」~ノスタルジック昭和レトロが現在も生き続ける繁華街

甲府で最もディープな夜の歓楽街「中央一丁目」~ノスタルジック昭和レトロが現在も生き続ける繁華街

甲府で最もディープな夜の歓楽街「中央一丁目」

甲府市中央一丁目、いわゆる中央一丁目エリアは、昭和時代に甲府市の中心地として栄え、グランドキャバレーやサパークラブから、スナック、バーなどが沢山立ち並んでいました。かつては多くの人々が集まり、一斉を風靡した歓楽街でもあります。

現在の中央一丁目エリアもその名残があり、古くからのバーやスナックが、昭和の時代からの古い建物でその営業を継続しています。

そんなノスタルジックな雰囲気漂う中央一丁目をご紹介します。

所在地・全体像

甲府市中央 1 丁目は、JR 甲府駅の南に位置しています。甲府駅からは徒歩 10 分、約 1 km の距離のところにあります。

かすがもーる・春日あべにゅう

春日あべにゅう、かすがもーるは、中央一丁目のメインストリートです。飲食店やキャバクラが多いです。

春日あべにゅう

春日あべにゅうとかすがもーるは、名前こそ別れていますが一本の同じメインストリートです。

かすがもーる

春日あべにゅう

このメインストリートから路地が伸びており、その路地にこそ、ノスタルジックな昭和レトロを感じられる世界が広がっています。

春日ビル 1 番街

春日ビル 1 番街は、4階建ての春日ビルの店舗、及びビルの脇を通る路地の店舗で構成されています。(スナック、居酒屋、パブなど)

春日ビル1番街

「地下バー街」と共に地下への階段があります。

春日ビル1番街

階段を降りると 2 店舗程度、バーかスナックの営業があります。しかし全てのテナントに店舗は入っておらず、廃墟感の漂う非常にディープなスポットになっています。

春日ビル1番街

ちなみに、この春日ビルの 1 階には、おにぎり居酒屋として有名な「手毬(てまり)」が入っています。

手毬

また、最近話題の餃子の店「莉梨」もこの春日ビルに入っています。

莉梨

外観的に入ってよいのか躊躇してしまいがちですが、こういったノスタルジックを極めた雰囲気でも、お店の中は普通だったりします。

手毬も莉梨も、地元では人気のお店です。

オリンピック通り

オリンピック通り

オリンピック通りの由来は、その通りが 1964 年の東京オリンピックを記念して建設されたことに由来しています。

ラーメン店や居酒屋、スナック、バーなど色々な店舗が営業しています。

オリンピック通り
オリンピック通り
オリンピック通り
オリンピック通り
オリンピック通り

オリンピック通りは、一か所だけオレンジ色の照明が使われているところがあり、それが一層のノスタルジック感を演出しています。

オリンピック通り
オリンピック通り

たき通り

たき通りには、居酒屋、バー、スナックが営業しています。

たき通り
たき通り
たき通り

ノスタルジックな雰囲気が漂います。

たき通り

昔のスナックだけではなく、イマドキのバーも営業しています。
Bar Spuntino(スプンティーノ)は、ハンバーグが有名の、肉系バルです。
たき通り

ジビエとワインを楽しめる居酒屋「えいじ」
たき通り

たき通り

もつ煮・ホルモンを楽しめる「とん吉」
たき通り
たき通り

食べたいものを作ってくれる、深夜食堂「あやめ163」(オススメはナポリタン)
たき通り

一説によると、たき通りの「たき」は「焚き火」を表しており、かつて甲府城の城下町として栄えた江戸時代には、たき火で道を照らす常夜灯が設置されていたことから、たき通りと呼ばれるようになったと言われています。

たき通り

たき通り

ニュー銀座街

ニュー銀座街は、たき通りと隣接する短い路地です。主にスナック、バーが営業しています。

ニュー銀座街
ニュー銀座街
ニュー銀座街

裏春日通り

裏春日通りは、春日あべにゅうの一本隣りにある通りで、飲食店や風俗店が営業しています。

裏春日通り
裏春日通り

これまで見てきた昭和レトロな歓楽街は、春日あべにゅうと裏春日通りをつなぐ路地となっており、路地に入れば両方を行き来できるような構造になっています。

裏春日通り

風俗店もあり、より一層ディープな通りではあるものの、可愛いうどんバーが営業を行っていたりと、夜でもある程度歩ける雰囲気はあります。

裏春日通り

ノスタルジック昭和レトロが現在も生き続ける。甲府で最もディープな夜の歓楽街

中央一丁目

甲府市の中心部に位置する「中央一丁目」は、昭和の香りが色濃く残る夜の歓楽街です。かつてグランドキャバレーやサパークラブが輝きを放ち、夜を賑わせた場所でもありますが、その黄金時代が過ぎ去りつつも、中央一丁目はノスタルジックな雰囲気を今なお残し、昭和レトロの趣を堪能できるディープな夜の歓楽街として知られています。

江戸時代(1603年~1868年)には宿場町として栄え、明治時代(1868〜1912年)には甲府城の下町として発展しました。昭和 30 年代から 40 年代にかけて(1955年〜1974年)は、甲府の繁華街として最盛期を迎え、多くの飲食店や遊郭が軒を連ねました。

しかし、高度経済成長期(1955年~1973年)以降は、郊外への人口流出や、娯楽の多様化などにより、徐々に衰退していきました。しかし、近年は再び注目を集めており、若者を中心に観光客も訪れるようになっています。

中央一丁目の魅力は、なんといってもそのノスタルジックな雰囲気です。レトロな街並み、昔ながらの看板、昭和の歌謡曲が流れる店内など、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

また、中央一丁目には、さまざまなジャンルの飲食店が揃っています。昭和レトロな雰囲気の喫茶店やバー、地元の郷土料理を提供する居酒屋など、好みに合わせて選ぶことができます。

中央一丁目は、甲府のディープな夜の魅力を存分に味わうことができる場所です。ノスタルジックな雰囲気の中で、美味しい料理を味わい、甲府の夜景を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

中央一丁目