- 小江戸川越へようこそ!地元民が贈る、とっておきの1日旅
- 川越駅
- 川越城本丸御殿
- 川越氷川神社
- 蔵のまちエリア
- 大正浪漫夢通り
- 熊野神社
- 蔵里
- クレアモール
- 小江戸川越、東京から 30 分でタイムトラベル体験!
小江戸川越へようこそ!地元民が贈る、とっておきの1日旅
「小江戸」という言葉を聞いたことがありますか?実は、これは埼玉県にある川越市の愛称なんです。実際に江戸時代から川越は「小江戸」と呼ばれていました。
江戸時代から続く蔵造りの町並み、由緒ある神社仏閣、そして大正ロマンが漂う街並み。タイムスリップしたかのような景色の中で、美味しいグルメや楽しいショッピングも楽しめる。そんな魅力がぎゅっと詰まった川越を、ぜひ皆さんに体験してほしくて、筆を執っています。
でも、初めて訪れる方にとっては「どこから回ればいいの?」「おすすめスポットは?」と、ちょっと不安になるかもしれません。そこで今回は、地元民である私が、川越の魅力を存分に味わえる 1 日観光プランをご紹介します!
江戸情緒たっぷりの街並みをゆったり散策したり、フォトジェニックなスポットで思い出の1枚を撮ったり、川越名物のスイーツを食べ歩いたり...。川越の魅力を余すことなく体験できる、とっておきのコースをご用意しました。
さあ、今すぐにでも飛び出したくなるような川越の旅へ、一緒に出発しましょう!
川越駅
始まりは、東武東上線 川越駅から。川越駅からバスに乗って遠方の観光スポットへ向かい、川越駅に戻ってくるように観光スポットを巡っていきます。
まずは、バスが乗り放題になる「小江戸川越一日乗車券」を、改札出てすぐの観光案内所で購入しましょう(大人 400円)。川越のバスは 1 回の乗車が 210 円です。2 回以上バスに乗るなら一日乗車券を購入した方が、交通費がお得になります。それ以外にも、協賛店でお得なサービスを受けられたりするので、さらにお得になりますよ。
観光案内所で購入する以外にも、アプリから購入することもできます。協賛店情報やモバイル購入など、詳しくは以下からチェックしてみてください。
一日乗車券を購入したら、バス乗り場へ。東口を出ると、すぐに 1 階にあるバスロータリーへ降りられる階段があるので、3 番乗り場から「小江戸名所めぐりバス」に乗りましょう。
川越城本丸御殿
川越駅から川越城本丸御殿までの最短移動経路(18分)
- 川越駅東口バスロータリー 3 番乗り場より、小江戸名所めぐりバス(T1)に乗車
- バス停「博物館前」で下車。
川越観光の第一歩は、歴史に触れてみましょう。
川越城本丸御殿は、東日本で唯一現存する本丸御殿として、歴史的価値の高い建物です。ちなみに、この世に現存する本丸御殿は、高知城の本丸御殿と、ここ川越城の本丸御殿の 2 つしかありません。
江戸の北の守備を目的に造られた川越城。その本丸御殿として、徳川家康や徳川家光が鷹狩で川越に来た際にも滞在しました。歴史上の重要人物も訪れた川越城本丸御殿を巡って、日本の歴史を体感しましょう。
▼▼▼ 川越城本丸御殿について詳しく見る ▼▼▼
もっと川越城の観光スポットを見たい!という場合は、本丸御殿の近くに見どころのスポットが散っているので巡ってみるのもおすすめですよ。
川越菓舗 道灌
次のバスまで時間がある場合は、本丸御殿のすぐ近く、初雁城通りを挟んで反対側にある和菓子屋「道灌(どうかん)」に立ち寄るのもおすすめ。
道灌は、大正 10 年創業の老舗和菓子店。川越の名産であるさつまいもを使った和スイーツはもちろん、ほっこりやさしい甘味が揃っています。
また、500 円以上購入した場合は、小江戸川越一日乗車券を提示すると 5% 引きになるのでお得ですよ。
川越氷川神社
川越城本丸御殿から川越氷川神社までの最短移動経路(2分)
バス停「博物館前」から小江戸名所めぐりバスに乗車し、バス停「氷川神社」で下車。(乗車時間 2分)
川越城本丸御殿から川越氷川神社までは、徒歩 6, 7 分程度です。バスの時間が合わない場合は、徒歩でもアクセス可能です。
次なる小江戸川越観光は、川越氷川神社です。1500年の歴史を誇り、由緒正しいこの神社は、縁結びの神様として知られています。
川越氷川神社の素敵なところは、なんと言ってもその色彩美。「風鈴回廊」や「風車」など、厳かな雰囲気の中に映える色とりどりの演出は、女子から絶大なる支持を得ています。
夜にはライトアップも行われ、幻想的に光る小川など、見どころも多い神社です。
▼▼▼ 川越氷川神社について詳しく見る ▼▼▼
蔵のまちエリア
川越氷川神社から蔵のまちエリアまでの最短移動経路(6分)
- バス停「氷川神社」から小江戸名所めぐりバスに乗車し、バス停「川越市役所前」で下車。(乗車時間 2分)
- バス停から徒歩 4 分程度で蔵の街エリアへ到着
バスの時間が合わない場合は、徒歩でもアクセス可能です。12 分程度かかります。
続いては、小江戸川越観光のハイライト「蔵のまちエリア」です。
川越の蔵のまちエリアは、江戸時代から続く蔵造りの町並みが現代でも残っており、日本三大蔵の街の一つに数えられています。小江戸川越といえば、この風景を想像している人も多いのではないでしょうか。
江戸情緒を感じながらも、食べ歩きやショッピングも楽しめます。浴衣や着物のレンタル店も多いので、身も心も江戸時代へタイムスリップして、小江戸を体験してみてください。
▼▼▼ 蔵のまちエリアについて詳しく見る ▼▼▼
大正浪漫夢通り
蔵のまちエリアから大正浪漫夢通りまでの最短移動経路(1分)
蔵のまちエリア南端から、東へ徒歩 1 分ほど歩けば到着です。
大正浪漫夢通りは、大正ロマンの景観を現代に残す通りです。蔵の街エリアの江戸情緒から一変、大正時代の雰囲気にタイムスリップできます。
大正浪漫夢通りでおすすめのカフェがあります。それがここ、シマノコーヒー大正館です。
大正ロマンの雰囲気を最大化させた店内と、メイド服姿のウエイトレスさん、そして、レトロポップでかわいいドリンクやデザートなどで人気の喫茶店です。
地元民から観光客まで、連日行列が耐えないほど人気のカフェですが、並んででも行きたいおすすめの喫茶店です。
▼▼▼ シマノコーヒー大正館について詳しく見る ▼▼▼
熊野神社
熊野神社までの最短移動経路(0分)
熊野神社も大正浪漫夢通り沿いにあるため、実質移動はありません。
熊野神社は、大正浪漫夢通り沿いにある神社です。ここは川越氷川神社に比べたらコンパクトな神社ですが、見どころがぎゅっと凝縮された、コンテンツたくさんの神社です。
サッカー日本代表のロゴにも使われている八咫烏(やたがらす)様をお祀りしていたり、かわいいミニ白蛇様がたくさん祀られていたり、素敵な飾りつけの手水舎があったり、そして極めつけは、驚きのラインナップを誇るおみくじ。小江戸川越に来たなら是非立ち寄ってほしい、地元民イチ押しの神社です。
▼▼▼ 熊野神社について詳しく見る ▼▼▼
蔵里
熊野神社から蔵里までの最短移動経路(5分)
南へ徒歩 5 分程度で到着できます。
川越観光も終盤に差し掛かってきました。城に神社に江戸情緒、そして大正ロマンを堪能する中で、食事や食べ歩きも楽しんだら、最後はお土産を購入したいですよね。
ここ小江戸蔵里(Koedo Kurari)は、川越の名物やお土産を一挙に集めた商業施設です。ここへ来れば、お菓子から地酒、工芸品まで、川越のお土産は何でも揃います。
明治時代から続く旧酒蔵を改修しており、国の登録有形文化財に指定された3つの蔵では、お土産や食事、日本酒の試飲を楽しむことができます。
川越名物のさつまいもを使ったお菓子やスイーツはもちろんのこと、川越の地ビールとして有名な COEDO ビールや、川越の酒造「小江戸鏡山酒造」の日本酒の販売も行っています。
また、お土産エリアの中にカフェがあったり、隣の蔵では埼玉県の酒造の日本酒ほぼ全ての銘柄を飲み比べができたりと、お土産購入だけでなく、休憩したり、食事をしたりなど、楽しめる要素も満載の施設です。
▼▼▼ 小江戸蔵里について詳しく見る ▼▼▼
クレアモール
さて、小江戸川越の観光は、ここまでで終わりです。あとは川越駅へ戻り、電車に乗って帰ります。しかし、せっかくなら、川越という、日常の風景もぜひ体感していってください。
小江戸蔵里から川越駅までは、一本道。南下すれば 10 分程度で駅に到着します。その際に、クレアモールという、川越駅前の商店街があります。
クレアモールは、川越市民の日常です。ここでは、母が買い物をしたり、学生たちが遊んだり、お茶したり、会社帰りのサラリーマンが夜居酒屋で飲んだり。どこにでもある普通の商店街ですが、最後にこの商店街を通れば、これまでの小江戸川越の江戸情緒から、現代に戻ってきた実感を味わえます。
小江戸で体験した、江戸情緒、そして大正ロマンを振り返りながら、一日の川越観光を総括しつつ、何の変哲もない現代の商店街を歩いてみてください。
以下の地図は、小江戸蔵里から、クレアモールを通って川越駅へ向かう徒歩経路です。
そうこうしているうちに、川越駅へ到着。これで、川越の人気スポットを網羅するおすすめ観光コースは終了です。
小江戸川越、東京から 30 分でタイムトラベル体験!
小江戸川越の 1 日観光プランをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。歴史ある城下町の風情、由緒正しい神社の厳かさ、江戸情緒溢れる蔵造りの街並み、そして大正ロマンの雰囲気。川越は、東京から 30 分で行けて、タイムトラベルまでできる唯一無二の観光地です。
この記事で紹介した場所以外にも、季節ごとに変わる風景や、隠れた名所があなたの訪問を待っていますよ。例えば、毎年 10 月に開催される川越まつりや、毎年 7 月に開催される川越百万灯夏まつりなどの伝統行事の時期に訪れるのもおすすめ。また、川越プリンや芋ようかんなどの地元スイーツを巡る食べ歩きツアーや、着物レンタルをして街を散策するのも、より深く、違った角度から川越を楽しめると思います。特に着物レンタルは人気で、川越に来れば、老若男女みんな和装で江戸情緒を満喫しています。
少しでも楽しそうだなと感じたら、ぜひ、小江戸川越への旅を計画してみてください。この街が持つ歴史と文化と景観に実際に訪れることで、この記事では伝えきれない川越の魅力を、あなた自身の五感で体感できると思います。
東京から 30 分、江戸時代にタイムトラベル体験!
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