週末はじめました。

自然に癒やされたいわたしのキャンプ・アウトドア、そして日常ではない何者かになりたいわたしの旅や遠足の記録

一面の梅すごかった!!「せたがや梅まつり」〜東京屈指の観梅名所・650 本超の梅が一帯を彩る〜

せたがや梅まつり

せたがや梅まつりに行ってきました🥳

せたがや梅まつり 概要

名称
第 44 回 せたがや梅まつり
開催期間
2023 年 2 月 11 日〜 3 月 5 日
主催
せたがや梅まつり実行委員会
後援
世田谷区
会場
羽根木公園
〒155-0033 東京都世田谷区代田4丁目38−52
アクセス
小田急線 梅ヶ丘駅 徒歩 3 分

setagaya-umematsuri.com

梅ヶ丘といえば梅!

小田急線の梅ヶ丘駅といえば「梅」です。駅名にもなっているくらい梅がきれいなところです。

それは駅のすぐ近くにこの梅まつりの会場である羽根木公園があるからです。

会場にいたおばあちゃんが話していましたが、昔の羽根木公園は特に整備されておらず木々が雑に生えているだけだったけれど、梅だけは綺麗だったそうです。

そこから昭和 42 年に、 55 人の世田谷区議会議員さんが 55 本の梅を植え、そこからまた昭和 46 年の東京都100 周年記念や、昭和 47 年の世田谷区制 40 周年などでも梅の植樹が行われていって、現在では紅梅 270 本、白梅380 本、計 650 本を数える都内でも屈指の観梅の名所となりました。

咲き誇る梅!梅!梅!

会場である羽根木公園へは、小田急線の梅ヶ丘駅から徒歩 2, 3 分と結構近いところにあります。

私もわりと良く行く公園なのですが、この時期にくるのは初めてだったのでどんな感じなのかなって思ってたんですけど、、

入口から見事な梅がお出迎え

入口にも大きな梅が✨

木も大きいし、大きく立派な花が咲いていて、さすが梅の名所だけあるなって思いました✨

せたがや梅まつり 会場案内図

そして、、どーん!

あたり一面、梅!梅!梅!

写真より実物の方が 100 倍くらいすごいんですけど、本当に、一面梅でした

たくさんの梅が春の訪れを告げます

この日は少しだけ温かくて、春が来てるんだなあって感じます✨

色んな色の梅があってきれい

ちなみに羽根木公園の梅ゾーンは結構広くて、公式サイトの地図だとこんな感じです

羽根木公園 梅林案内

お土産屋さんや売店も。一足早いお花見気分

梅林を抜けた広場ではお土産屋さんや売店も出ていて賑わっていました

広場ではお土産屋さんや売店も

梅関連のお土産がどれも魅力的だった〜💕

梅ジャムや梅ようかんとかもあって目移り

そして、やきそばとかビールとかも!さながらお花見、お祭りの賑わいです✨

お祭りの屋台にあるようなメニューを提供する地元商店街のみなさん

この売店がなかなか賑わっていて、地域のみなさんも楽しみにしていたんだなって

売店エリアにもたくさんの人で賑わいます

私も羽根木公園はそこそこ近所なのでよく行くのですが、いつもの休日の羽根木公園とはまた少し違った、おまつり感のある雰囲気がなんだか楽しかったです✨

一足早い、お祭りの雰囲気。

ほっこり湯茶の無料サービス

会場では湯茶が振る舞われていて、無料でいただけました

湯茶の無料サービス

ほうじ茶だったんですけど、まだ少し冷える今日ではうれしいサービスでした

ほうじ茶でほっこり

山崎太鼓演奏

せたがや梅まつりは約 1 ヶ月間くらい開催されるのですが、その日その日で催し物が違っていて、私が訪れた時は「山崎太鼓演奏」がありました。

子どもたちが太鼓演奏を披露していました。

地元の子どもたちによる山崎太鼓演奏

演奏も見事でしたが、特筆すべきはこのギャラリーの規模です

沢山の人が演奏を見守る

もちろん、演奏している家族もいるでしょうが、それを遥かにしのぐ規模のギャラリー。

おじいちゃんおばあちゃんも、外国人の人たち(意外とそこそこいました)も。

みんなで子どもたちの演奏に拍手を送って。

地域みんなで子どもたちの成長を見守っている感じがあって、端から見ていてなんだかほっこりしました。

地域でつくるお祭り。そして形成されていくコミュニティ。

梅林

やっとコロナも落ち着きだしてきてこれまで中止にせざるを得なかったお祭りも段々と再開できるのかなって思いますが、地域のお祭りはやっぱり大事だなって、せたがや梅まつりに来てみて感じました。

しだれ梅

世間的には結構「お祭り」というよりは「フェス」と呼ばれる、いわゆる大規模なものをよく目にするし、注目もされるし、それも実際に楽しいのは間違いないし私も良く行くのですが、こうやって地域でつくるお祭りも、やっぱり大切だよなあって。

色んな色と表情の梅

こういったいわゆる「地元のお祭り」そのものが、地域を作っていくんだろうなって。

地元の商店街の方々がお店を出したり、地元のコミュニティが催し物を行ったり。

それをまた、地元の信用金庫や自治体が後援や協賛したりして。

梅の花って小さいからこその愛くるしさありますよね

そこに住まう皆が子どもたちの成長を見守り、そこに住まう皆が年寄を気遣う。

そこに「人の温度」が介在する場所。このお祭りを通してそんな雰囲気を感じて、気持ちが温かくなりました。

来年も、素敵なお祭りでありますように。

梅