2021 年 11 月 1 日に開館した、名古屋城の中にある「西の丸御蔵城宝館」に行ってきました✨
西の丸御蔵城宝館
- 開館時間 9:00 〜 16:30(最終入館 16:00)
- 入館料 無料
西の丸御蔵城宝館は、重要文化財である本丸御殿障壁画を始め、名古屋城が所蔵する文化財を保存・公開するために設けられた施設で、「名古屋城が所蔵する「宝」と名古屋城の「情報」を紹介する」という意味で「城宝館」と名付けられた。
西の丸御蔵城宝館の建物は、西之丸にあった三番蔵と四番蔵の外観を再現している。
つまり、ここに来ると文化財も見れて、名古屋城に関する歴史も知ることができるってわけです✨
歴史情報ルーム
ここで名古屋城の築城から現在までの歴史をたどる事ができます😊
撮影禁止の展示室でも、情報整理が素晴らしくそれらを読んでいく事でも歴史を学ぶことができました😊✨
銅鯱
展示室は撮影禁止ですが、これらの銅鯱は展示室の手前で展示されていて、これは撮影 OK でした📷✨
名古屋城の鯱って、金だけじゃなくて銅のものもあったんですね😲
旧国宝 名古屋城 正門 銅鯱
名古屋城正門に掲げられていた青銅鋳物製の鯱。もとは江戸城蓮池御門の銅鯱で、明暦大火(1657 年 1 月)後の江戸城再建時に鋳造された。明治 43 年(1910)、離宮となっていた名古屋城の正門として蓮池御門とともに移築された。昭和 20 年(1945)、正門は空襲で消失したが、この鯱一尾は痛ましくも全焼は免れた。なお正門は昭和 34 年(1959)にコンクリートで再建され、新たに作られた銅鯱が載せられている。
正門にもシャチホコがいたけど、あそこに元々乗っていたシャチホコだったんですね😊
旧国宝 名古屋城 表一之門 北方銅鯱
口の奥に、炭化した木材やっつの薄板がある。明治 43 年に名古屋城表一之門に据えられた時に新調された部材で、昭和 20年の空襲で表一之門が炎上した際、落下した鯱の中で高熱になりつつ焼失は免れたものと考えられる。
このような部材が残る銅鯱は他にない。鯱の捉え方を伝える貴重な情報であり、また空襲のすさまじさを生々しく伝えてくれる。
旧国宝 名古屋城 表一之門 南方銅鯱
本丸大手の表一之門には瓦鯱があったが、明治 43 年の蓮池御門移築にともないこの銅鯱に替えられた。背中の刻銘から、幕府御鋳物師の渡辺正俊・正次父子が万治 3 年に作り、明治 43 年江戸城から名古屋城に移された事が知られる。実質的には子の正次が作ったらしく、明暦 3 年の父の作と比較すると、耳の形など細部が異なる。
名古屋城が明治に離宮となり、江戸城から蓮池御門が移築された時にこの銅鯱も引っ越してきた。太平洋戦争の空襲で門は破壊されてしまったが、全損は免れ鯱は残った。
って事か🧐
まさに歴史の証人、ですね。
銅鯱の話題で表一之門が沢山出てきたのでこの展示とは関係ないけど、名古屋城の当時の表一之門の配置図が web で公開されていたので、名古屋城好きの人のためにリンクを貼っておきます✨ www.nagoyajo.city.nagoya.jp
ミュージアムショップ「三番御蔵」
こんな感じでショップもありました😊✨
ここでしか手に入らないオリジナルグッズも取り扱っていたので、名古屋城好きは是非見てみると良いと思います💰💕
展示室(企画展)
展示室は重要文化財とかがバンバン展示されている城宝館のメインコンテンツです。
撮影禁止なので写真はありませんが、私が行った時は
開館記念特別展「名古屋城誕生!」
が開催されていました😊
ここ見て回っただけで名古屋城が誕生した当時のことを資料付きで学ぶことができたので、本丸に行く前に西の丸御蔵城宝館に寄ってよかったなって思いました😊✨
名古屋城の歴史を資料とともに学べて重要文化財にも触れられる
西の丸御蔵城宝館に行けば、名古屋城の歴史をまるっと知る事ができてとても勉強になりました🥰
また、重要文化財も見ることができて、名古屋城の歴史に視覚からも触れられたところが、より歴史を感じることができて良かったです✨
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